はじめに
今回は、私の失敗した体験談を共有したいと思います。
同じような事を起こさない為とGit/GitHubを使い始めてまだ慣れていない方にも知って欲しいという思いで書き綴ります。
何故起きたのか?
最近Git/GitHubの使い始めたのですが、使い慣れていないのと、現在のディレクトリを確認せずGit initを叩いてしまいホームディレクトリをGit管理下に置いてしまいました。
ホームディレクトリって?
ターミナルを起動したら最初にいる場所です。
私の場合はMacなので
MacBook > Macintosh HD > Users > 【自分の名前フォルダ】
とう言う感じです。
何が問題?
ホームディレクトリには様々なデータ(画像であったり、皆さんが保存したデータ等)であったり、個人情報等が保存されています。
これらをリモートリポジトリにpushしてしまうと情報漏洩などのリスクが生じてしまいます。
どう対処した?
いろいろ調べた結果、.gitディレクトリを削除するという結論に行き着きました。
この.gitディレクトリはGitリポジトリの管理情報が格納されています。
では、削除方法です。
ホームディレクトリへ移動しrm -rf .gitを叩くと削除が出来ます。
cd ~ #これを叩くとホームディレクトリへ移動します
rm -rf .git #このコマンドで削除
これで削除が出来ました。
ちゃんと削除がされたか確認もしてみましょう。
ls -aで隠しファイルやディレクトリを表示してくれるので.gitディレクトリが無いのを確認しましょう。
もしくは、git rev-parse --is-inside-work-treeを叩いてみるのも良いかもしれません。
これはgit rev-paserでリポジトリのトップディレクトリを確認したりカレントディレクトリがワークツリーの中かどうかを判定してくれます。
これを叩いてエラーが出たら現在のディレクトリがGitのディレクトリでは無いという事なので正常な状態に戻りました。
まとめ
幸いリモートリポジトリにpushしていなかったので最悪の事態は防げましたが、今後はこの様な事が無いように作業前には必ずpwdを叩いて現在いるディレクトリを確認する習慣を心掛けます。
ホームディレクトリでGit initダメ絶対!!