pip インスール、ダウンロード
pipの使い方をよく忘れるのでメモ書き
コマンドプロンプトで実施すること
ライブラリのインストール
pipのバージョンアップ
まずはpipのバージョンアップの実施
python.exe -m pip install --upgrade pip
python.exe -m
はPythonモジュールが正しく実行できる場合には省略可
一部の環境ではパスの設定やPythonのインストール方法によって、直接実行するとモジュールが見つからないというエラーが発生することがあるため明示的にモジュールを指定する。
-m
モジュールとしてPythonコードを実行するための引数
ライブラリのインストール(最新バージョンのインストール)
pip install ライブラリ名
REM matplotlibをインストールする場合
pip install matplotlib
ライブラリのアップデート(ライブラリのインストールがなければ最新バージョンがインストールされる)
-U
or -upgrade
の引数を使う
pip install -U ライブラリ名
pip install -upgrade ライブラリ名
REM matplotlibをアップデートする場合
pip install -U matplotlib
pip install -upgrade matplotlib
バージョンを指定してライブラリをインストール
ライブラリ名の後ろに==バージョン
とする
pip install ライブラリ==バージョン
REM matplotlibのバージョン3.6.3をインストールする場合
pip install matplotlib==3.6.3
複数のライブラリを一度にインストール
以下のようなライブラリ名が書かれたテキストファイルを準備(pip freeze
で作成できる)
ipykernel==6.23.1
ipython==8.14.0
jedi==0.18.2
jupyter_client==8.2.0
jupyter_core==5.3.0
matplotlib==3.7.1
matplotlib-inline==0.1.6
numpy==1.24.3
packaging==23.1
Pillow==9.5.0
python-dateutil==2.8.2
pywin32==306
pyzmq==25.1.0
(上のテキストは参考で上記をそのままインストールしてもライブラリが動かない場合あり)
引数-r
or --requirement
を使う
pip install -r ファイル名
REM ファイル名がrequirements.txtの場合
pip install -r requirements.txt
ローカルにあるwheelファイル(.whl)からインストール
--no-index
により--find-links
で設定された場所をインストールに使うようになる
pip install --no-index --find-links=[.whlパス] or [.whlが入ったフォルダ]
REM packagesフォルダに入っている.whlを全てインストールする場合
pip install --no-index --find-links=packages
ローカルにあるwheelファイルを指定してインストール
インストールしたいライブラリ名をテキストにして、wheelファイルが入っているフォルダを指定
(ライブラリ名はwheelファイルのバージョンも設定すること)
pip install -r ファイル名 --no-index --find-links=ファルダ名
REM ファイル名がrequirements.txt、フォルダ名がpackagesの場合
pip install -r requirements.txt --no-index --find-links=packages
インストールされたライブラリの確認
REM 単なるリスト
pip list
REM 再インストール時に使えるフォーマット(「ライブラリ名==バージョン」の形式)
pip freeze
REM 結果をファイルに出力
pip freeze > ファイル名
REM requirements.txt
pip freeze > requirements.txt
ライブラリのダウンロード
フォルダにあるライブラリ(wheelファイル)をダウンロードする
引数は-d
or --dest
pip download ライブラリ -d フォルダ
REM Matlibplotをpackagesフォルダにダウンロードする場合
pip download -d packages
インストールしたいライブラリ名をテキストにして、wheelファイルをダウンロード
requirements.txtを使い、packagesフォルダにライブラリ(wheelファイル)をダウンロードする
pip download -r requirements.txt -d packages
依存するライブラリの調査
ライブラリのパッケージを表示してくれます。
pip show ライブラリ名
REM matplotlibの場合
pip show matplotlib
以下のように出力される
Name: matplotlib
Version: 3.7.1
Summary: Python plotting package
Home-page: https://matplotlib.org
Author: John D. Hunter, Michael Droettboom
Author-email: matplotlib-users@python.org
License: PSF
Location: \lib\site-packages
Requires: contourpy, cycler, fonttools, kiwisolver, numpy, packaging, pillow, pyparsing, python-dateutil
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