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社内ビジネスコンテストで感じたこと

Last updated at Posted at 2025-07-25

はじめに(経緯)

  • 6月後半に社内でPowerEggとPowerAutomateを活用したビジネスコンテストが立ち上がる。
  • 各部署から1つ以上アイデアを提出し、優秀作品に選ばれた部署は開発権限が付与されて実際に機能を実装し、その中から最優秀作品が選ばれる。
  • IT・DX推進部の代表に選出され、当初は個人でアイデア構想・開発する予定だったが、所属長の意向で各Gからメンバーを集めチーム(4名)で開発することに。またアイデアの構想にあたり、部署全体からPowerEggの改善要望を募集することとなった。
  • プロジェクトの過程で学び・感じたことを自分なりにまとめてみる。

難しかったこと(勘所)

プロジェクト管理

  • 開発フローの整理
    「部署全体からの改善要望の募集→アイデア選定(整理、選定基準の策定、選定や組合せ)→要件詳細の定義→提出様式の作成→上長への報告→事務局への報告」が大筋の流れになるが、それに付随する多くのフェーズ(コンテストの趣旨や方向性等の事務局への確認、実現性検証・資料確認など)があり、洗い出しやどの段階・順番で行うべきか整理が必要だった。
  • スケジュール
    改善要望の募集終了から事務局への報告まで1カ月しかなく、短期間でいかにスケジュールを組むかが難しかった。

チーム開発

  • 役割分担
    開発フローを整理した後、各フェーズのタスク洗い出しやチームメンバーへの割り振りが難しかった。メンバーによって通常業務の繁忙が異なるため、負担にならないようにタスク量の調整を行った。また、各メンバーの適性に応じたタスクの割り振りになるよう工夫した。
  • 議論・意思決定
    チーム全体で合意のうえでプロジェクトを進めるよう意識した。一方でスケジュールが短期間であったため、ある程度自分で用意した案を提示し、そこに意見をもらう形で進めることで効率化を図った。また、チーム内で意見が割れた際は論点の整理、議論が脱線した際は要約や本題に戻すことを心掛けた。

関係者調整・報告

  • 事務局
    コンテストの趣旨や方向性の確認を行った。また、PowerEggの現行の業務活用・機能実装は事務局が行っているため、PowerEggの機能要件についてもおおよそ確認を行った。また、当初は業務改善に繋がるアイデアベースという話だったが、月末に相談した際は実現可能性を重視していたため、方針の振れに戸惑いながらも、もう少し上手くコミュニケーションを取るべきだったと感じた。(密な連携、複数人への確認、言質など)

  • グループ長/部長
    グループ長(4人)と部長/担当部長(2人)に対し、再報告も含めて計4回報告を行った。通常業務でグループ長や部長に正式な報告をする機会がなかったため(3年目には中々回ってこない)、これが一番大きな負担だった。改善前の現行業務が伝わるように提出様式から膨らませて説明を行い、その場で質問や意見を受けて議論した。報告後、いただいた意見をもとにチームで改善案を議論し、様式を修正して再報告を行った。上長への報告・決裁フローは会社によって異なるかもしれないが、金融機関のため決裁フローが長く(と個人的には思う、初開催のビジコンにはもう少し寛容でもいいんじゃないか)、上長によって意見が異なることから、それを上手く調整したうえで反映するのが大変だった。

さいごに

  • 全社的なIT・DX人材育成の流れでビジネスコンテストが初開催され、こうしたプロジェクトを推進する機会をいただけたことで多くの学びが得られた。将来のキャリアを考えるきっかけにもなった(役割としてはITコンサル~PMに近いと感じた、正直きつい笑)
  • アイデア提出までは何とか完了したため(7月末時点)、今後は1カ月の選考期間を経て通過した場合は9~10月の2カ月で機能実装を行い、11月上旬に表彰が行われる予定。
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