同じBNCコネクタを使っていても規格が複数ある。
アナログ
市販品はネットワークカメラが主流になってきているが、
店舗や工場内で使う場合は費用の都合上アナログにすることが多い。1個3000円~いろいろある。
CVBS : Composite Video, Blanking, and Sync
2011年まで使われていた地上アナログ放送と同じ規格。単にアナログのカメラと言うとこれを指すことが多い。
フレームレートが2種類あるので中国製を買うと合わないことがある。注意。
PAL:25fps(ヨーロッパ、中国、オーストラリアなど)
NTSC:30fps(北米、日本など)
BNC-RCA変換コネクタを買えば、コンポジット端子の黄色に刺して見れる。
https://www.monotaro.com/g/01144842/
BNCP-RCAP
安い。ただしいわゆるアナログ画質。
- 下3つの規格はアナログで高画質化を目指して生まれたもの。
これらは対応するモニターは少なく、大抵コンバータやレコーダーが別途置かれている。
AHD
普及してる。割と対応モニターもある。
(HD)CVI
2012年に韓国のDahuaが出した規格。
高画質でコスパも良いがあんまり見ない。
(HD-)TVI
2012年に米国のTechpointが出した規格
高画質で伝送距離も長い。やや割高。あんまり見ない。
デジタル
カメラが3万円くらいからと高価。
HD-SDI
衛星放送と同じハイビジョンデジタル信号規格。
ノイズ対策必須、ケーブルにシールドがついた5C-FBが指定されている。
外径が8mmくらいあって天井裏施工が面倒。
伝送が100mまで。
EX-SDI
韓国のENYNIXが出した規格。
HD-SDIの画質そのまま、伝送を改良しており500mまで届く。
HDMI
どうしてもプロジェクタで見たいときに使う。
書画カメラという名前でわずかに出てる。
HDMIパススルー機能付きのデジカメ/ハンディカムを買った方がいいかも。
https://www.ampita.net/2020/09/12/hdmi_pass_through_item/