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キュービクル進相コンデンサ容量の選定

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電気技術者協会では「変圧器容量の1/3位にする場合が多いようです。」と記載があるが
近年の実情に合わない場合が多い。
https://jeea.or.jp/course/contents/06201/

30年ほど前、産業で使う負荷の大半は誘導モーター。
誘導モーターの力率の負荷特性は無負荷で70%、定格負荷で90%程度)
85%→96%への力率改善は負荷の33%コンデンサが必要。

同期機は力率が調整できるため大抵は100%近くで運用している。
サーボモーターやインバーターの採用が多いほど元から力率が良い。
元から92%くらいのことが多い。
92%→96%の力率改善は負荷の17%コンデンサが必要。

改善前遅れ位相θ 改善後遅れ位相φとすると
必要なコンデンサ容量は
$$有効電力×(\tanθ-\tanφ)$$

力率=cosθ で表記すると

$$有効電力×(\sqrt{\frac{1}{\cos^{2}θ}-1} - \sqrt{\frac{1}{\cos^{2}φ}-1})$$

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