はじめに
先日TROCCOのワークフローに条件分岐機能が実装されました!
条件分岐機能とは、前段のタスクの結果によって後段のタスクのどれを動かすか分岐させる事ができる機能です。
そろそろ年末も近くなってきたので、年末年始の休暇期間に役立ちそうな条件分岐機能を使った設定をご紹介していきます。
条件分岐機能について
条件分岐機能の詳細は以下ドキュメントをご参照ください。
ユースケース
TROCCOの管理者様、運用者様で以下のようなお悩みはございませんか?
- 定期的なスケジュール実行を行っているが、年末年始はデータの更新がないからスケジュール実行を止めておきたい
- 複数あるスケジュール実行の設定を、停止させるために全て消して休暇明けにもとに戻すのは手間だ
TROCCOではこれまで、スケジュール実行の一時停止機能などがなかったため、上記のようなご要望には対応が難しかったのですが条件分岐機能をご利用いただくことでご要望とほとんど同じことができるようになりました!
概要
条件分岐機能では、 ◯日より前 や ✕日より後を条件に使うことができます!
例として以下のようなワークフローであれば、 特定の期間のみ転送ジョブやデータマートジョブを実行しない といった動作が可能です。
条件分岐タスクをご利用の場合、ワークフロー自体の実行は行われます。
ただし、条件分岐タスクのみが動くため転送ジョブやデータマートジョブまで動くときと比べてTROCCOの処理時間やDWHの利用量については低減させることが可能です。
設定方法
例の場合、特定の期間(2025/12/29~2026/01/04)以外は条件に合致したとみなされ True に進みます。
特定の期間(2025/12/29~2026/01/04)は条件に合致しなかったとみなされ False に進みます。
False には後続のタスクが指定されていないので、何も実行せずワークフローが終了します。
ワークフロー自体を保存して、任意のスケジュールを設定して完了です!
その他のご利用方法について
条件分岐タスクでの判定要件として、今回使用した日時のみではなく条件分岐タスクより前に繋がっているジョブ(データ転送タスクなど)の実行結果を条件とすることが可能です。
ユースケースについてもっと知りたい方は、以下の記事もご参考ください!
今後も皆様の業務に役立ちそうな使い方をご紹介してまいります!






