目的
以下の記事を参考にしながら、自分に必要なメール操作の自動化についてまとめます。
- 【Mac M1環境】MS outlookから数百通の個別メールを、連続自動送信するコードの書き方。(丸2日作業を瞬殺した話) #Python3 - Qiita
- 【Mac M1】applescriptを使って、全取引先に年末の挨拶メールを、一瞬で個別送信する方法。 #Python3 - Qiita
要件
- 宛名、To、CC をリストから取得
- BCC に自分のアドレスを追加
- メールはドラフトとして作成
- 全体のメール数としては十数通なので、念のため、レビュー後に個別手動送信
- ファイルを添付
- 本文は改行を含め想定した形を挿入
リスト作成
以下のように 宛名1,To,宛名2,CC,宛名3,CC,... の形で .csv ファイルを作成します。
メール本文の宛先には 宛名1 を使用します。
宛名2 、 宛名3 等は使用しないため、空欄でも問題ありません。
鈴木,suzuki@example.jp
佐藤,sato@example.jp,高橋,takahashi@example.jp
メール本文
改行を <br> と置き換えた上で、以下のようにテキストファイルを作成します。
It turns out that Outlook imports AppleScript text as html, because it defaults to html email unless you uncheck that option in Preferences.
This means that any<br>in the text will be rendered as a newline!
<br>
<br>
突然のご連絡失礼します。<br>
お世話になります、〇〇です。<br>
掲題の内容についてのお知らせする必要があり、連絡差し上げます。<br>
<br>
【背景】<br>
...<br>
...<br>
...<br>
<br>
【ご相談】<br>
...<br>
...<br>
<br>
ご不明な点がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。<br>
よろしくお願いします。<br>
<br>
添付ファイル
以下のようなディレクトリ構成で、添付ファイルとして attachment.pdf を準備します。
.
├── attachment.pdf
├── create_outlook_drafts.scpt
├── mailcontent.txt
└── test_recipient.csv
Apple Script
-
ファイル添付や CC・BCC 設定について、参考にしました。
-
Draftsフォルダに保存する方法が不明ですが、open theMessageとしてドラフトメールを開いた状態で保存できます。 -
ファイルパスには絶対パス
/absolute_path/を使用するため、適宜置換してください
実行
Apple Script Editor でスクリプトを実行します。
その後、以下のメールがドラフトとしてメールを開いた状態で表示されます。
これで、念のためレビュー後に個別手動送信するところまで完了できました!

