Migrate Host とは
以下のようなメンテナンス通知が出されている方が対象です。
詳細はリンク先をご参照ください。
IBMでは、クラウドをより安定してお客様にご利用いただけるように、当初移行先として導入していたVersion7.0に加え、Version7.1を導入いたしました。
今回の移行は、初期に導入されたVersion 7.0のハイパーバイザーを利用している仮想サーバーを、Version 7.1のハイパーバイザーに移動するためのものです。
移行対象の環境であれば「Migrate Host」ボタンを使うことで、任意のタイミングで移行することができます。
「Migrate Host」ボタンが表示されている期間は、「Migrate Host」ボタンの押下、または、ポータルからの再起動によって自動的に移行が始まります。
Bluemix Infrastructure ハイパーバイザー移行のお知らせ
本記事の場合、2017年8月2日に通知され、3週間後の2017年8月22日の強制メンテナンス前に自らのメンテナンスウインドウで移行してみます。
事前確認
以下の記事に基づいて確認します。
XenServerのバージョンをGuest OSから判別する方法 - Qiita
以下の情報からXenServer 7.0で動いていることがわかります。
また、Windowsのため、このタイミングでWindows Updateによる更新も反映させたかったので、事前に1度再起動によりOS更新を適用しました。
Migrate Host してみた
移行対象の仮想サーバーのデバイス詳細のアクションリストから「Migrate Host」を選択します。
以下は移行の間、宛先アドレスにpingを打っていたログです。
64 bytes from 10.132.xx.yy: icmp_seq=989 ttl=124 time=25.480 ms
64 bytes from 10.132.xx.yy: icmp_seq=990 ttl=124 time=19.864 ms
64 bytes from 10.132.xx.yy: icmp_seq=991 ttl=124 time=14.720 ms
Request timeout for icmp_seq 992
Request timeout for icmp_seq 993
Request timeout for icmp_seq 994
...
...
...
Request timeout for icmp_seq 2225
64 bytes from 10.132.xx.yy: icmp_seq=2226 ttl=124 time=22.514 ms
64 bytes from 10.132.xx.yy: icmp_seq=2227 ttl=124 time=25.262 ms
64 bytes from 10.132.xx.yy: icmp_seq=2228 ttl=124 time=27.642 ms
ダウンタイムは 約1230秒 = 約20分 ほどでした。