#概要

Raspberry Pi Pico C/C++ SDKのタイマ用関数のメモ
公式ドキュメントのRaspberry Pi Pico C/C++ SDK「4.1.22. hardware_timer」「4.2.12. repeating_timer」の中から
とりあえずよく使うフリーランニングタイマ、周期タイマ関係のみ抜粋。よくわからない部分が多いです。

#フリーランタイマ
##関数

static uint32_t time_us_32 (void)
引数：なし
戻り値：1カウント1us,32bitタイマのカウント値
機能：1カウント1us,32bitタイマのカウント値を取得
     ※64bitタイマの下位32bitを読みだしている

uint64_t time_us_64 (void)
引数：なし
戻り値：1カウント1us,64bitタイマのカウント値
機能：1カウント1us,64bitタイマのカウント値を取得
     ※内部的にはまず上位32bitを読み出し,その後下位32bit読み出しているため
      タイミングによっては上位,下位の同期が取れない可能性があり一致待ちのループをしている
      特に必要がない限りtime_us_32を使った方がよさそう

void busy_wait_us_32 (uint32_t delay_us)
引数：uint32_t delay_us 待ちたい時間[us]
戻り値：なし
機能：時間経過するまで無限ループ

void busy_wait_us (uint64_t delay_us)
引数：uint32_t delay_us 待ちたい時間[us]
戻り値：なし
機能：時間経過するまで無限ループ

void busy_wait_until (absolute_time_t t)
引数：absolute_time_t t 1カウント1us,64bitタイマカウント値の構造体
戻り値：なし
機能：64bitタイマカウント値が指定された値になるまで無限ループ
     電源投入からXXus待ちたいときに使う?

static bool time_reached (absolute_time_t t)
引数：absolute_time_t t 1カウント1us,64bitタイマカウント値の構造体
戻り値：タイマカウント値が指定した値に到達したか?
機能：タイマカウント値が指定した値に到達したかを判定する
     電源投入からXXus経過したか判定したいときに使う?

#周期タイマ

##関数

static bool alarm_pool_add_repeating_timer_ms (alarm_pool_t *pool, int32_t delay_ms, repeating_timer_callback_t
callback, void *user_data, repeating_timer_t *out)
引数：alarm_pool_t *pool (よくわからない.アラームの設定情報?)
     int32_t delay_ms タイマ周期[ms]
                       ※>0の場合はコールバック処理終了→コールバック処理開始間の時間
                         <0の場合はコールバック処理開始→コールバック処理開始間の時間
                         =0の場合は1us
     repeating_timer_callback_t callback コールバック関数(割り込み関数)
     void *user_data (よくわからない)
     repeating_timer_t *out 周期タイマの設定情報
戻り値：設定成功したか?
機能：1ms単位周期タイマを設定する。

bool alarm_pool_add_repeating_timer_us (alarm_pool_t *pool, int64_t delay_us, repeating_timer_callback_t callback,
void *user_data, repeating_timer_t *out)
    alarm_pool_add_repeating_timer_msのus版

static bool add_repeating_timer_ms (int32_t delay_ms, repeating_timer_callback_t callback, void *user_data,
repeating_timer_t *out)
    alarm_pool_add_repeating_timer_msのデフォルトpool使用版

static bool add_repeating_timer_us (int64_t delay_us, repeating_timer_callback_t callback, void *user_data,
repeating_timer_t *out)
    alarm_pool_add_repeating_timer_usのデフォルトpool使用版

bool cancel_repeating_timer (repeating_timer_t *timer)
引数：repeating_timer_t *timer 無効にしたい周期タイマ
戻り値：成功したか?
機能：周期タイマを無効にする