1. 拡大線形符号 (extended linear code)
拡張線形符号とも訳せる。
非線形符号では成り立たないため「線形 (linear)」が名前に含まれているが、単に「拡大符号」や「拡張符号」("extended code") と呼ばれることもある。
- $(n, k, d)$ 線形符号
- $(n+1, k, d')$ 拡大線形符号
- $d$ が奇数のとき $d' = d+1$
- $d$ が偶数のとき $d' = d$ または $d' = d+1$
検査符号に偶数パリティを追加する。
2. 短縮符号 (shortened code)
- $(n, k, d)$ 符号
- $(n-s, k-s, d')$ 短縮符号
- $s < k$
- $d' \ge d$
情報符号の長さ s の値を除去する (0 として扱う) 。
3. 削除符号 (punctured code)
- $(n, k, d)$ 符号
- $(n-s, k, d')$ 削除符号
- $s < n-k$
- $d' \ge d-s$
検査符号の長さ s の値を除去する。