はじめに
社内LPのファーストビューに数秒の動画を入れたい、という依頼がありました。撮影の予算はなし、素材は商品の静止画だけ。そこで、ブラウザで動くAI動画生成ツールを使って、静止画から短い動画を作り、最後に解像度を上げるまでを試しました。この記事はその手順の備忘録です。
使ったのは https://seedance3.si/ です。インストール不要で、テキストからの生成と画像からの生成の両方に対応しています。

環境
- ブラウザ(Chrome)のみ
- 素材:商品の静止画(背景は白)
- 後処理:ffmpeg(圧縮用、任意)
手順
1. 素材を整える
まず静止画をトリミングし、余計な映り込みを消しておきます。入力画像がきれいなほど、出力も安定する印象でした。
2. 画像から動画を生成する
画像をアップロードし、動きをテキストで指定します。プロンプトは以下のように「カメラ」「被写体」「光」を分けて書くと扱いやすかったです。
カメラ: ゆっくり寄る
被写体: 商品は動かさない
光: 左から柔らかい光が流れる
被写体そのものを大きく動かすと、ロゴや文字が崩れることがあったので、動きはカメラ側に任せるのがおすすめです。
3. 縦横の比率を選ぶ
LP用に横長、SNS用に縦長を用意しました。どちらも選択できるので、用途ごとに生成し直します。
4. プレビューしてダウンロード
生成結果をプレビューし、文字の歪みや不自然な部分がないか確認してからダウンロードします。ここは必ず目視で。
5. 解像度を上げる
大きな画面で見ると少し甘く感じたので、このツールの動画アップスケーラーに通しました。動画をアップロードし、出力解像度を選ぶだけです。

6. 圧縮して埋め込む
最後に ffmpeg でサイズを落とし、<video autoplay muted loop playsinline> で配置しました。
注意点
まとめ
静止画しかない状況でも、「整える→生成→確認→高解像度化→圧縮」という流れにすればブラウザだけで一通り完結しました。同じような依頼が来た人は、Seedance 3.0 で一度試してみると感覚がつかめると思います。
