はじめに
Keycloakの docker image が docker.io/jboss/keycloak からなくなってしまったので、別の場所 quay.io/keycloak/keycloak からイメージを入手するように構成を更新しました。
以下のページで使用している構成スクリプトです
Docker repository
はじめににも書きましたがレポジトリの移動にあわせて Dockerfileを更新します。
FROM jboss/keycloak
から
FROM quay.io/keycloak/keycloak
に変更します。
Keycloak 起動時の引数
Dockerイメージを起動するときの引数に変更があったので修正します。
docker run -d -p 8080:8080 -p 8443:8443 --name kc liberty-idp -Djboss.bind.address.private=127.0.0.1 -Djboss.bind.address=0.0.0.0
から
docker run -d -p 8080:8080 -p 8443:8443 --name kc liberty-idp start-dev
にします。元イメージに構成を加えてるのでイメージ名は違いますが、使える引数はもとのイメージと同じです。
kcadm.sh
管理コマンドのパスが変わってしまっていたので、修正します。
/opt/jboss/keycloak/bin/kcadm.sh
から
/opt/keycloak/bin/kcadm.sh
に変わっていました。
Keycloak Admin URL
管理用のURLが変わっていました。探すと以下のようなQAも見つかります。
SHELL中だけではなくて、WAS,Libertynの構成中でも指定があったりするので、注意が必要でした。
http://localhost:8080/auth
から
http://localhost:8080/
で auth がなくなってました。auth があっても動作してくれるところもあるので混乱してしまいますが、直さないと動作しないところもあるので、修正が必要です。
まとめ
同じような変更時に対応ができるように残して置きます。