venvによるPythonの仮想環境構築（Windows）

仮想環境の構築

• Python 3.3より開発環境を仮想化することができるパッケージ「venv」が標準で搭載されている。

Pythonの仮想環境

• 目的によって様々なパッケージを環境にインストールする必要があるが、venvを使用することでPythonの環境を分離することが可能。例えば、Aプロジェクトで使用する環境と、Bプロジェクトで使用する環境を完全に分離することができる。

仮想環境の作成（keras_envという仮想環境の作成）

• 以下コマンドを実行して仮想環境を作成する。

  python -m venv keras_env

• 作成した仮想環境をアクティベートする。

  ./keras_env/Scripts/activate

• ディアクティベートする場合は以下コマンドを実行する。

  deactivate

作成した仮想環境にてpipの更新とJupyter Notebookのインストールを行う。

• アクティベート状態にする。

  ./keras_env/Scripts/activate

• 以下コマンドを実行してJupyter Notebookをインストールしておく。
  参考：JupyterNotebookの導入

  python -m pip install -U pip
  python -m pip install -U jupyter
  python -m pip install -U notebook==5.7.4
  python -m pip install -U tornado==5.1.1
  python -m pip install pip-autoremove