Advent Calendar 2022の投稿テーマはもう決まったでしょうか?
HERE は、2022年の今年、サンタさんにプレゼントを届けていただけるようにお願いして、記事を募集しています!
もし、
まだ投稿テーマが決まっていないようでしたら、
HERE Routing API について、デモサイトを利用して、いろいろ試してみた結果などを投稿してみませんか?
普段利用しているスマホやカーナビ地図上の経路検索を支えるAPIを無料のデモサイトで実際に触れながら試すことができます。
少し英語のドキュメントを確認する必要もあるかもしれませんが、参考となる情報を下記にご紹介致しますので、投稿アイディアとしてお試しいただければ幸いです!
HERE Routing (ルーティング) について
HERE Routingは、移動経路(ルート)を計算し案内するサービスで、日本を含む世界複数の地域で提供されています。
その中でも、HERE Routing API は、2つ以上の地点を間のルートを計算するための HTTP JSON REST API です。ルートの計算に影響を与える自動車、徒歩、トラック、自転車、バイクなどの移動手段はもちろん、様々なオプションを指定することが可能です。
HEREのデモサイトについて
HERE は、位置情報テクノロジープラットフォーム企業として、創業以来35年以上、世界中の企業やデベロッパーと位置情報に関する課題解決に取り組んでます。
数多くの技術情報やDemoサイトも提供しておるのですが、日本語による案内がないため国内であまり知られておらず、、、以前、代表的なデモサイトをQiitaでも紹介しております。
その中からHERE Routing API Reference Demoを今回ご活用いただきたいと思ってます。
HERE Routing API Demo クイックスタート
https://demo.routing.ext.here.com/
に初めてアクセスいただくと、ドイツベルリン付近の地図が表示されるとおもいますが、ズームやスクロールしていただき、日本まで移動してください。
右下の菱型のアイコンMap Tiles
をクリックすると
設定変更パネルが開きます。
例えば、
その中の STYLE URL
を /oslo/japan/normal.day
が含まれたものにしていただくと、日本の方が見慣れたデザインの地図に表示が変更できたりします。
また、 Raster tile
を選択いただくと、選択項目が変更となり、例えば STYLE
を tko.hybrid.day
にしていただくと、衛星画像と地図の重ね合わせた画像を表示できたりします。
日本だけではなく、世界中表示できますのでぐりぐり触って、地域によってのコンテンツの差などをご確認、お試しいただければと思います。
ルート検索の例
地図中で、右クリックいただくとRoute From
、To
のような項目が選択できますので、地図中にプロットいただき右下のSend
ボタンを押下いただくとRouting APIがコールされルート検索結果が表示できます。
サイドパネルで、各種パラメータを設定することもでき、丸印(i)
をクリックいただくとパラメータの説明なども出てきますので、APIを実装する前の調査や検討にも活用いただけると思います。(英語情報だけでごめんなさい。。。)
APIの詳細については、HERE Routing API 開発ガイド英語版をご覧ください。
ガイドのURL冒頭にjpを追加しますと、一部、日本語機械翻訳も提供しております。ご活用ください。
(日本語が美しくない部分、随時修正をしております。。。コッソリご連絡いただければ幸いです。。。)
Transport modes(輸送モード)の紹介
乗用車、トラック、スクーターなど利用する交通手段に関連する規則や制限を考慮したルートを作成できます。
たとえば、自動車専用の高速道路、一方通行、歩行者専用のエリアなどの交通規制があります。
右下にあるTrack Restrictions
アイコンを押していただくと、高さ制限などトラックのルート作成に利用される規制情報が表示されます。
制限事項のデータは、国や地域によって整備されているレベルが異なってますので、いろいろなエリアでご確認いただければと思います。
下記アメリカ シアトルエリアの例ですが、交通標識もアメリカのものが表示され個人的には世界各国の標識を見るだけでも楽しかったりします。
これら規制情報と車両の大きさやユーザー指定オプションを組み合わせ計算することで、トラックのルート検索ができます。左側のパネルで、Transport
を TRUCK
にしていただきお試しください。
また、Car(乗用車)モードの際に、
Include EV parameters
をセットすることで、バッテリ容量や電費など電気自動車特有の情報を加味したEVルーティングができます。
下記は、神奈川県から宮城県にドライブする場合の充電ステーションを経由したルート例です。
まとめ
多くの機能の代表的な一部だけご紹介しました。紹介しきれない機能がこのデモサイトにはありますので、ぜひ多くの皆様に触っていただければ幸いです。
また、日本よりもデータ整備が先行しているエリアでのみご利用いただける機能もあります。データのカバレッジが高いエリアでもお試しください。
この記事がきっかけで、HEREプラットフォームを触ってみた!投稿が 日本から 世界に展開されていくことサンタさんと共に楽しみにしています!
To develop the best maps and location experiences for people and businesses to navigate their world!