S3 ライフサイクルポリシーとは
オブジェクトの保存期間に応じて「自動でストレージクラスの移行や削除を行う仕組み」です。
目的はコスト最適化と運用自動化
何ができるのか
S3 ライフサイクルポリシーでできることは主に2つです。
① ストレージクラスの自動移行
- Standard → IA
- IA → Glacier
- Glacier → Deep Archive
② オブジェクトの自動削除
- 一定期間後に削除
- 不要データを保持し続けない
基本ルール
ライフサイクルは「日数」で判定
- 作成日から ○日後
- 最終更新日ベース
移行は段階的
- いきなり Deep Archive には行けないケースあり
- 移行先は設計要件次第
代表的なライフサイクル設計例
例① 一般的なバックアップデータ
| 経過日数 | ストレージクラス |
|---|---|
| 0日〜30日 | Standard |
| 31日〜90日 | Standard‑IA |
| 91日〜 | Glacier Flexible |
| 365日後 | 削除 |
例② 法令・監査ログ
| 経過日数 | ストレージクラス |
|---|---|
| 0日〜90日 | Standard |
| 91日〜 | Glacier Deep Archive |
| 7年後 | 削除 |
Intelligent‑Tiering との違い
| 項目 | ライフサイクル | Intelligent‑Tiering |
|---|---|---|
| 移行方法 | ルールベース | 自動判定 |
| 制御 | 細かい | お任せ |
| コスト | 最安設計可能 | 監視コストあり |
| SAA用途 | ◎ | ◎ |
- 要件が決まっている → ライフサイクル
- 分からない → Intelligent‑Tiering