メリークリスマス!Emacs Advent Calendarです。
本稿では、Emacsのパッケージであるrg.elを紹介します。
動作の様子
rg.elをインストール後、rgコマンドが利用できます。
実行すると、
- 検索ワード
- 検索ファイル種類、
- 検索ディレクトリ
の入力を求められ、入力した条件でripgrepによる検索結果を出します。
例えばEmacsソースファイルでnative
を検索すると下のようになります。
また、h
を押すとヘルプが表示されます。
rg.elの良さ
rg.elの良さは見やすさだけでなく、検索結果から次の検索に繋げやすいことです。
検索作業というのは往々にしてちょっと修正して次の検索を、を繰り返しがちです。
なかなか1回で目的の検索結果とならないこと、多いですよね。
rg.elでは、この繰り返し作業に便利なショートカットが用意されています。
例えばヘルプ画面にも表示されていますが、
-
r
: 検索ワードを変更 -
f
: 対象ファイル種を変更 -
d
: 検索ディレクトリの変更 -
c
: 大文字小文字の差を無視するかのオンオフ -
i
: 無視設定のオン・オフ
などができます。
便利ですね。
また、プロジェクトを対象とするrg-project
コマンドも用意してくれています。
便利ですね。
まとめ
- Emacsとripgrepを連携するrg.elはいいぞ
- Emacsの設定沼は楽しい