筆者はシステムの開発現場でシステムアーキテクトを担当することが多いのですが、システムアーキテクトの仕事はどんなことをするのかイマイチ説明が難しかったりします。
この連載では、システムアーキテクトという職種について、現場の視点からその役割や働き方を紹介しています。
最終回となる今回は、「システムアーキテクトの魅力」と「キャリアパス」についてお話しします。
🌟 システムアーキテクトの魅力
1. 技術的な挑戦ができる
アーキテクトは、技術選定や構成設計など、技術的な意思決定の中心に立ちます。
新しい技術を取り入れる機会も多く、技術者としての成長を実感しやすいポジションです。
2. 全体設計に関われる
個別の機能ではなく、システム全体の設計に関われるため、俯瞰的な視点を持つことができます。
「どう作るか」だけでなく、「なぜそう作るか」を考える力が養われます。
3. チームや組織への影響力が大きい
アーキテクトの設計方針は、プロジェクトの品質や開発効率に大きく影響します。
技術的なリーダーシップを発揮することで、チーム全体を支える存在になれます。
🧭 キャリアパスの一例
システムアーキテクトは、技術職の中でも中〜上級レベルのポジションです。
以下は、よくあるキャリアパスの一例です。
もちろん、アーキテクトからスペシャリストとして技術を極める道もあります。
また、PMやプロダクトマネージャーなど、ビジネス寄りの職種に転向する人も多いです。
🏢 自社でのアーキテクト育成と文化
私たちの会社では、アーキテクトを単なる「技術の専門家」としてではなく、チームを導く存在として位置づけています。
- 若手エンジニアにも設計に関わる機会を提供
- 技術選定や構成設計の議論をオープンに実施
- アーキテクト同士のナレッジ共有を活発に推進
🎯 技術力だけでなく、コミュニケーション力やビジネス理解も重視しています。
✍️ まとめ
システムアーキテクトは、技術的な挑戦と組織への貢献の両方ができる、非常にやりがいのある職種です。
この連載を通じて、少しでもその魅力が伝わっていれば嬉しいです。
📢 採用情報
私たちのチームでは、システムアーキテクトを目指す仲間を募集しています。
興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください!
https://www.exection.co.jp/recruit/