7
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

【AWS】cloud9へのアクセスのみが可能なユーザーを作成してコードを共有してみる

Posted at

はじめまして!東京でシステムエンジニアをしているkeidといいます。
今回は自分のアカウントでCloud9を使って友人とコードをシェアして一緒に開発する必要ができたため、
1.AwsCloud9にのみアクセス可能なユーザーを払い出し、
2.もとのアカウントで作成していた環境を共有
してみたいと思います。

AWS Cloud9へのアクセスのみが可能なユーザーを作成する

1.IAMグループの新規作成

まずはルートユーザあるいは権限のあるユーザを使ってcloud9シェア専用のアカウントの払い出しを行います。
1.マネジメントコンソール>IAM>グループへ移動し"新しいグループの作成”を選択する。
2.任意のグループ名を入力しポリシーのアタッチ画面へ移動。ここで今回割り当てる権限を選択する。が、試しに検索フォームに"cloud9"と入力すると以下のように3つのポリシーが表示される。
スクリーンショット 2019-06-23 20.22.38.png

適切な権限を与える。

awsのユーザーガイドを参照してみるとそれぞれ以下のような違いがあるらしい。

  • AWSCloud9Administrator

    Amazon EC2: AWS アカウントの複数 Amazon VPC とサブネットリソースに関する情報を取得する。
    AWS Cloud9: AWS アカウントのすべての AWS Cloud9 アクション。
    IAM: AWS アカウントの IAM ユーザーに関する情報を取得し、必要に応じて AWS アカウントに AWS Cloud9 サービスにリンクされたロールを作成する。

  • AWSCloud9User

Amazon EC2: AWS アカウントの複数 Amazon VPC とサブネットリソースに関する情報を取得する。
AWS Cloud9: environments に関する情報を作成して取得し、その environments のユーザー設定を取得して変更する。
IAM: AWS アカウントの IAM ユーザーに関する情報を取得し、必要に応じて AWS アカウントに AWS Cloud9 サービスにリンクされたロールを作成する。

  • AWSCloud9EnvironmentMember

AWS Cloud9: 招待された environments の情報を取得し、招待された environments のユーザー設定を取得する。
IAM: AWS アカウントの IAM ユーザーに関する情報を取得する。


少し分かりづらいが、だいたいこんな感じか。

  • AWSCloud9Administrator
    Cloud9に関してルートユーザーとほぼ同じ権限(環境のシェア、新規作成、削除などほぼ全て行うことができる)

  • AWSCloud9User
    Cloud9でシェアされた環境にアクセス、編集ができる。また、新しい環境の作成ができる。

  • AWSCloud9EnvironmentMember
    Cloud9でシェアされた環境にアクセスができる。編集はできない。

今回の目的は環境のシェアと編集の権限なので私はAWSCloud9Userを選択しました。それぞれの目的に応じて選択しましょう。
長くなりましたが、ポリシーを選択したら確認画面をクリックしてグループの作成完了です。

2.IAMユーザの作成、グループの割り当て

次はユーザを作成し、先ほど作成したグループに割り当てます。
1.マネジメントコンソール>IAM>ユーザを追加 へ移動し任意のユーザ名を入力する。
2."ユーザをグループに追加"の画面では先ほど作成したグループを選択する。
以上でユーザの作成と権限の割り当てが完了です。

3.Cloud9で環境のシェア

ユーザの作成が完了したのでいよいよCloud9の環境シェアをしていきます。
1.今回シェアするCloud9の環境を持っているユーザーでログインする。
2.マネジメントコンソール>cloud9からシェアしたい環境のIDEを開く。
3.Window>Shareを選択。画面下部にあるInvite Membersにシェアしたいユーザ名(先ほど作成したユーザ)を入力しInviteをクリック。(この際入力フォーム右のボタンでcloud9へのアクセス権限を選択する。R...Read,RW...Read&Write)
スクリーンショット 2019-06-23 20.53.13.png
4. 新しくユーザが追加されたことを確認したらDoneをクリックしてシェア完了!

シェアされた環境にアクセスしてみる

環境のシェアが完了したはずなので確認してみましょう。
1.シェアされたアカウントでログインしなおす。
2.マネジメントコンソール>cloud9>Sharedwithyou を選択。シェアされた環境が表示されていることを確認。
スクリーンショット 2019-06-23 21.01.06.png


やってみればなんてことないですが、AWS初心者にとってはポリシーの違いなど理解しづらくて時間がかかるかもですね。少しずつ慣れていきたいですね。。

7
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?