TL;DRとは?
TL;DRは"Too Long, Didn't Read"
「長すぎるから読まないよ。」「要約です。」など記事や論文、プレゼンテーションなどで省略や引用を簡潔に説明する時にちょいちょい見かける表現です。(だと思っていました)
勘違い
実用英語でもこういう表現が市民権を得て使われていると思って英会話で使ってみたところ顰蹙を買いました。
なにやらTL;DRには
「〜(笑)」
「本田△」
「~(以下略)」
のような煽りや小馬鹿にした意味合いも持っていることがあるということを教えてもらいました。
なので発言の仕方、かっちりしたフォーマルな場での多用はあまり避けた方がよさそうです。
※ネットぽいというかNerdyな感じらしいです。
追記 2019/06/24
1人だけの意見を書いてしまったので数人の英語ネイティブ(非IT業界勤務)にもどういう風に見えるか、聞こえるのか聞いてみました。
・TL;DR?何それ?ふーん、なんで略すの?なんか高校生みたいだね。
・"open sesame!"(開け ゴマ)みたい。とにかくわからないから急に言われたりプレゼンに書かれていたら戸惑っちゃうな。そのワードが気になってプレゼンが頭に入らないよ。
・テック系はなんかやっぱり違うね。脳がもうパソコンになっているんじゃない?
色々反応ありましたが、ポジティブな意見は特に聞きませんでした。
やはりコミュニケーションは自己満足ではなく相手がわかる言葉で取ることが大前提ですね。
何かの役に立てば幸いです。
追々記 2020/07/30
ありがたいことにこの記事にLGTMをたくさんいただけたので、ステイホーム時間を使いオンライン飲み会で数人のノン英語ネイティブ(IT業界勤務・非IT業界勤務)の方々にもどのように聞こえるか・どのように感じるか聞いてみました。
・うん、知ってるよ。よく見る。今はもう慣れて最初は自分の資料にも使っていたけど意味を聞かれることが多くてもう使ってないよ(IT業界勤務 非英語圏・母国語も非英語)
・うん・・・で?(IT業界勤務 一応英語圏・母国語は非英語だが教育などの公用語は英語)
・ごめん、なんか僕のアプリバグってる。文字化けしててなんて書いてあるかわからない。なんの絵文
字?(非IT業界勤務 非英語圏・母国語も非英語)
結論:やはり、きついみたいでした。
追々々記 2024/12/11
記法変更に対応しました(今さら)
何年も前の記事ですが今もビューが増えていることに驚きつつ、皆さん「TL;DRと書かずに要約や概要を使え!」と憤っている様子が伝わってきています。
1秒でも早くこの書き方がなくなることを祈っております。