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Instana MCP Serverを試してみたら凄かった!

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Last updated at Posted at 2025-12-20

はじめに

皆さんは、MCP Server for IBM Instanaという機能をご存知でしょうか?

私は、以前からMCP server for Instanaの存在自体は知っていました。
ただ、「生成AIを使ってInstanaを触る」と聞いても、正直あまりイメージが湧いていませんでした。
実際に使ってみると想像以上に便利だったので、今回アドベントカレンダーに投稿します。

これからMCP server for Instanaを使う方の参考になれば幸いです。
記事作成にあたって、下記ドキュメントを参照しています。
必要に応じて、最新のバージョンを確認してお試しください。

また、Claude Desktopは無料版を使っています。

Claude Desktopをインストールしてブラウザを自動操作させるまで
Claude Desktop 向け Instana MCP サーバー拡張機能の発表

Instana MCP ServerでClaudeに何をさせるのか?

まず大事なのは、「Claude Desktopから何をさせたいのか?」をはっきりさせることです。
MCP Server for Instanaは、ClaudeからInstanaのAPIを呼び出すための橋渡しに過ぎません。曖昧な質問をすると、曖昧な結果しか返ってきません。

そこで、以下の質問を考えました。

昨日24hで、累積処理時間が長い物から順に10個のエンドポイントをリストアップしてください。
それぞれのエンドポイントについて応答時間と呼び出し回数で傾向を分類してください。
1.応答時間が長く、呼び出し回数も多い。
2.応答時間が長く、呼び出し回数は少ない。
3.応答時間が短く、呼び出し回数は多い。
また、それぞれのエンドポイントについて、時間がかかっている原因を以下に分類して教えてください。

1.SQLに時間がかかっている。
2.OpenSearchへのクエリに時間がかかっている。
3.それ以外の原因で時間がかかっている。

こうすると、性能を改善すべきエンドポイントと改善箇所の傾向が掴めるはずです。
すると、以下のテーブルが出力されました。

MCP.png

また、表に続いて以下の詳細分析が出力されました。

詳細分析
傾向分類の内訳
① 応答時間が長く、呼び出し回数も多い: 9個のエンドポイント
③ 応答時間が短く、呼び出し回数は多い: 1個のエンドポイント(GET /*)

時間がかかっている原因の内訳
1. SQLに時間がかかっている: 2個 (GET /pickup, POST /auth)
2. OpenSearchへのクエリに時間がかかっている: 7個
3. それ以外の原因: 1個 (GET /* - SPAの配信)

主な課題と改善提案
1. OpenSearchの最適化が最優先
7つのエンドポイントでOpenSearchが原因
インデックスの見直しや集約パイプラインの最適化が必要

2. item関連APIの高負荷
GET /item, GET /item/:id, GET /item/newitem
キャッシュ戦略の強化やクエリの効率化が必要

3. itemlist関連の処理時間
複数の画像データやメタデータ取得が重い
CDN活用やデータプリフェッチの検討が必要

Instanaの画面に一切触れることなく、これだけの情報が分かるのは凄いのではないでしょうか?

・リリース後に性能が悪化したエンドポイントのリストアップ
・アクセスが集中する時間帯に遅延が大きかったエンドポイントのリストアップ

など、観点を示してエンドポイントのリストアップをしてもらい、その原因を分析・報告させることで、システムの性能分析がかなり捗りそうです。
質問の多い上司にも、これを渡しておけば邪魔される頻度が少なくなるかもしれません。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

手探りで色々試してみましたが、ChatGPT等の生成AIを利用したことがある方はスムーズに使えるはずです。

ポイントは「相棒として何を任せるか?」を意識して、具体的に質問することだと感じました。
今回は無料版を使ってみましたが、興味がある方は有料版を試してみてください。

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