はじめに
Cursor, Github Copilot, Azure OpenAIなど流行のLLMを使っていると、なんだかんだお財布が痛んできます。
それを解消するために、Github Copilotで使えるAIエージェント「Recline」をインストールしてみました。
まだVSCode Marketplaceでは公開されていないので、手動でビルド、インストールします。
※参考記載の記事に触発され、後追いですがQiita化しました。
前提
- Mac Book Air M1 2020
- MacOS Sequoia 15.2
- VSCode
- zsh
インストール
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git clone https://github.com/julesmons/recline.git でリポジトリをクローン
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cd ./recline でリポジトリに移動
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pnpm, @vscode/vsceをグローバルインストール
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パッケージングされたVSIXファイルをVSCodeにインストール
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インストール完了
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Github Copilotが有効化されている状態で、Reclineのアイコンをクリックすると、初期設定が表示されるため、設定を行う
おわりに(※本セクションは導入したReclineで書いてもらいました)
Reclineは、Github Copilotと連携して動作する無料のAIエージェントです。手動でのインストールは少し手間がかかりますが、一度設定してしまえば、Github Copilotの機能を無料で活用できる優れたツールです。
インストール手順は複数のステップがありますが、本記事の手順に従えば問題なく導入できるはずです。特にVSCode Marketplaceで公開されていない現状では、この手動インストールが唯一の導入方法となります。
今後のアップデートでより使いやすくなることや、Marketplace公開による導入の簡易化も期待できます。コスト面で悩んでいる方は、ぜひReclineを試してみてください。
追記
- ファイル等の閲覧のためにfdやripgrepをインストールして、それぞれfd, rgコマンドにパスを通しておく
- 上記対応してもaddFolerはNo Result Foundが表示されるが、@フォルダ名で指定するとうまく動く
- 日本語対応用のため以下PR参考にして、src/extension/utils/sanitize.tsを修正した後、pnpm run packageでパッケージングする
参考