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生成AIで痛んだお財布にやさしいAIエージェント - Recline - のインストール検証手順

Last updated at Posted at 2025-01-14

はじめに

Cursor, Github Copilot, Azure OpenAIなど流行のLLMを使っていると、なんだかんだお財布が痛んできます。
それを解消するために、Github Copilotで使えるAIエージェント「Recline」をインストールしてみました。
まだVSCode Marketplaceでは公開されていないので、手動でビルド、インストールします。
※参考記載の記事に触発され、後追いですがQiita化しました。

前提

  • Mac Book Air M1 2020
  • MacOS Sequoia 15.2
  • VSCode
  • zsh

インストール

  1. git clone https://github.com/julesmons/recline.git でリポジトリをクローン
    1_git-clone.png

  2. cd ./recline でリポジトリに移動

  3. pnpm, @vscode/vsceをグローバルインストール

    • pnpm install -g pnpm
    • pnpm install -g @vscode/vsce
      3_library_install.png
  4. pnpm install で依存関係のインストール
    4_pnpm-install-1.png

    4_pnpm-install-2.png

  5. pnpm run package でVSIXにパッケージング
    5_vsix-package-1.png

    5_vsix-package-2.png

  6. パッケージングされたVSIXファイルをVSCodeにインストール

    • code --install-extension ./recline-0.2.2.vsix
      6_vscode-install.png
  7. インストール完了

    • 左端にReclineのアイコンが表示される
      7_recline-icon.png
  8. Github Copilotが有効化されている状態で、Reclineのアイコンをクリックすると、初期設定が表示されるため、設定を行う

    8_recline-setting.png
    8_recline-setting-2.png

  9. Reclineに初めてタスクを依頼すると以下の許可を求められるので許可する
    9_recline-allow.png

おわりに(※本セクションは導入したReclineで書いてもらいました)

Reclineは、Github Copilotと連携して動作する無料のAIエージェントです。手動でのインストールは少し手間がかかりますが、一度設定してしまえば、Github Copilotの機能を無料で活用できる優れたツールです。

インストール手順は複数のステップがありますが、本記事の手順に従えば問題なく導入できるはずです。特にVSCode Marketplaceで公開されていない現状では、この手動インストールが唯一の導入方法となります。

今後のアップデートでより使いやすくなることや、Marketplace公開による導入の簡易化も期待できます。コスト面で悩んでいる方は、ぜひReclineを試してみてください。

追記

  • ファイル等の閲覧のためにfdやripgrepをインストールして、それぞれfd, rgコマンドにパスを通しておく
  • 上記対応してもaddFolerはNo Result Foundが表示されるが、@フォルダ名で指定するとうまく動く
  • 日本語対応用のため以下PR参考にして、src/extension/utils/sanitize.tsを修正した後、pnpm run packageでパッケージングする

参考

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