はじめに
業務にて Renesas社のIoT Edge開発キットのCK-RX65Nというキット を入手した。
本キットはRenesas RXファミリ用 FreeRTOS-LTSサンプルプログラム (iot-reference-rx)を使用することでAWS IoT Coreに接続できる。
サンプルコードはGitHub上に公開されておりWi-Fi,Cellular、EthernetにてAWS IoT CoreにMQTTメッセージを送ることができる。
今回Teraterm v5を使用した際、”解決した課題”に記載した問題があったので解決方法を記載する。
解決した課題
上記サンプルコードではCLI(コマンドライン)でクレデンシャル情報をデバイスに書き込む。
このとき、最近リリースされたTeraterm ver5を使うとガイド通りの手順でうまくCLIが動作しない。
具体的にはTeraTermにてCA証明書や秘密鍵ファイルをドラッグ&ドロップするとファイルの中身が1行ずつに分かれて送信されてしまう問題が起こる。改行により別データのInputとなるため正しいクレデンシャル情報をInputできない。
(補足:TeraTerm v4ではこの手順で問題が無かった)
解決方法
ファイルのドラッグ&ドロップ時にポップアップウインドに表示されるバイナリ
にチェックをつけることで回避できることが分かった
以下のように改行が入らない状態でファイル(ファイルの中身)をCLIで入力することができた
参考URL