2019年8月以降の Android アプリの申請について

2019年8月以降、Google Play へアプリを新規に申請する場合は、対象アプリの ターゲット API レベル を 28（Android 9.0） 以上に設定する必要があります。

また、2019年11月以降は、既存のアプリのアップデートを申請する場合も、対象アプリの ターゲット API レベル を 28（Android 9.0） 以上に設定する必要があります。

詳しくは、2019 年のターゲット API レベル要件の拡大について を参照してください。

Monaca で ターゲット API レベル 28 に対応する その1

Monacaで開発するアプリに対して、ターゲット API レベル を 28 にする場合は、対象プロジェクトを Cordova 9.0 にする必要があります。

対象プロジェクトの Cordova のバージョンが Cordova 9.0 より低い場合は、対象プロジェクトの

設定 -> Cordovaプラグインの管理 -> CLIバージョン

にある「Cordova アップグレード」用リンクから Cordova のバージョンをアップグレードすることができます。

Monaca で ターゲット API レベル 28 に対応する その2

対象プロジェクトで使用している サードパーティー製Cordovaプラグイン等により、プロジェクトの Cordova バージョンをアップグレードすることが難しいケースもあります。

その場合は、対象プロジェクトの config.xml に android-targetSdkVersion 設定を行うことでも対応するkとができます。

設定例

<platform name="android">
  <preference name="android-targetSdkVersion" value="28" />
</platform>

注意点として、android-targetSdkVersion でターゲット API レベルを変更した場合は、ネイティブ部分の表示がこれまでと変わる可能性があります。

おわりに

Cordova 9.0 では、Android プラットフォームのバージョンも更新されています。

Cordova 7.1 で使用されている Android プラットフォームと Cordova 9.0 で使用されている Android プラットフォームとでは、フォルダー構成等に仕様変更があるため、Cordova 7.1 で使用していた サードパーティー製 Cordova プラグインがビルドできない場合があります。

Monaca プロジェクトの Cordova バージョンを 9.0 へアップグレードする場合は、事前にプロジェクトで利用しているサードパーティー製 Cordova プラグインが対応しているか確認してください。