検証機など、パーティションを分けて複数の macOS(10.13〜10.15)をインストールした環境へ Boot Camp を使用して Windows 10 をインストールする際の覚書です。
※ Apple から EFI 環境向けのオーディオドライバが公開されていないため、単純に EFI boot で Windows 10 をインストールすると音声の再生が行えません。
TL;DR
先頭パーティションのサイズを macOS + Windows 分確保して Boot Camp を使用すれば OK です。
パーティションの作成
ディスクユーティリティを起動してパーティションを作成します。
メニューから「表示」→「すべてのデバイスを表示」を選択すると、対象のディスクドライブを選択できるので、この状態で作成します。
インストールする macOS 毎にパーティションを作成します。
この際に先頭(円グラフ右上)のパーティションは Windows で使用するディスクサイズを含んだ状態で作成します。
備考
Boot Camp はインストール先パーティションを MBR と互換性のあるパーティションとして Windows に認識させることで、非 EFI 環境でのインストールと OS の起動を実現します。
これはディスク上の先頭パーティションでのみ行なえます(確か MBR 側の制限だった筈)。
Boot Camp ユーティリティの実行
先頭パーティションへ macOS をインストールしたら、Boot Camp ユーティリティを使用して Windows のインストールを行います。
あとは通常通り、Boot Camp ユーティリティで取得したドライバーをインストールすれば作業は完了です。