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ESP-WROOM-02 の開発キットを使ってみる (第2回) -- サンプルプログラムの書き込みと実行

Last updated at Posted at 2019-07-30

あらすじ

前回の 「ESP-WROOM-02 の開発キットを使ってみる (第1回) -- Mac に繋いで AT コマンドを叩くまで」 の続きです。
今回は、Arduino IDE から ESP-WROOM-02 の開発を出来るようにするための準備と、サンプルプログラムの書き込みと実行を試してみます。

1. 用意したもの(前回と同じ)

  • ESP-WROOM-02 開発キット (AE-ESP-WROOM-02-DEV) @ 秋月電子
  • Arduino IDE 1.8.9 on macOS mojave 10.14.6

2. ボードマネージャーのインストール

Github の esp8266/Arduino: ESP8266 core for Arduino のページにある Installing with Boards Manager の項に書かれた以下の URL を控えます。

次に、Arduino IDE のメニューから Arduino > Preference を開き、追加のボードマネージャーのURL の箇所に先ほどのURLを貼り付けて OK を選択します。

Aruduino IDE 環境設定

再び、Arduino IDE のメニューから ツール > ボード: xxxxxxxxx > ボードマネージャー と開くと、 esp8266 by ESP8266 Community が出現していると思うので、インストール を選択します。

ボードマネージャー

そうすると、メニューの ツール > ボード: xxxxxxxxx の一覧に、Generic ESP8266 Module が出てくると思うので、そちらを選択します。

ツール ボード一覧

そして、メニューの ツール を開くと、こんな感じになっているかと思います。

ツール

3. サンプルプログラムの書き込みと実行

まず、Arduino IDE のメニューから ファイル > スケッチ例 > ESP8266WiFiWiFI Client を開きます。
ソース中の先頭の方にある、your-ssid に WiFi の SSID を、your-password に WiFi のパスワードを設定して、ファイル > 名前を付けて保存 で適当な名前で保存します。

次に、メニューの スケッチ > 検証・コンパイル を実行します。

スケッチのコンパイル

コンパイルが完了したら、プログラムの書き込み…なのですが、そのままでは ESP-WROOM-02 には書き込めないので、「書き込みモード」に切り替えます。

ESP-WROOM-02

この秋月の開発ボードの場合は、RST ボタンを押すそのまま PGM ボタンを押すRST ボタンを離すPGM ボタンを離す とやると、書き込み可能になるようです。(単に同時押しすればいいだけかも?)

そしてメニューから、スケッチ > マイコンボードに書き込む を選択します。

スケッチの書き込み

書き込みが完了したら、メニューから ツール > シリアルモニタ を開いておいて、ESP-WROOM-02 の RST ボタン を押すと、シリアルモニタに以下のように通信内容が表示されていれば、成功です。
(このプログラムは、5分おきに djxmmx.net:17 に接続して英語の名言を表示してくれます。)

シリアル

…さて、次は実際に何か Web API を叩いてみたりしましょうかね。

Postscript

サンプルプログラムに出てくる 17 番ポート って何?と思ったら、「RFC865: Quote of the Day Protocol」なんていうのがあったのね…

References

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