もっと海外のアプリInstall数を増やしたい。いろいろと模索していたのですが、GooglePlayConsoleに ある「翻訳サービス」が比較的お手頃なお値段で、多言語化対応できそうだったので試してみました。
※GooglePlay ConsoleのMenuに表示されてる
翻訳対象としたアプリ
3Dボール転がしー転球ー
[Android] https://play.google.com/store/apps/details?id=com.keepgamesimple.rollingsphere
[iOS] https://itunes.apple.com/us/app/ball-in-a-3d-maze-puzzle-tenkyu/id1189800250?l=ja&ls=1&mt=8
端末を傾けるだけのシンプルなゲーム。ボール転がしは万国共通でありそうなものなので、翻訳したらプレイしてくれる対象者が増えるんじゃないかという目論見です
翻訳をはじめる
- GooglePlayConsoleの「翻訳サービス」から「新しい注文」ボタンを選択
- 原文と訳文の言語を選択し、次へボタンを選択
- 原文はもちろん日本語を選択
- 訳文は、言語人口から考えると、英語、中国語、スペイン語あたりを抑えておくとよさそうですが、スペイン語の翻訳は若干高く見送り。今回は、英語、韓国語、繁体字(台湾)、簡体字(中国)を選択しました。アジア圏なら日本人が作ったゲームでもプレイしてくれるかなと思い優先的に入れてみました。
- 「ストアの掲載情報テキスト」にチェックを入れると、GooglePlayに設定してあるストア掲載情報が表示されるので、内容を確認して次へ進む
- 文字数に応じて翻訳費用が変動するので、キチンと日本語の時点で無駄を削っておきます
- 最後に価格が表示されるので、購入手続きに進みます。
- 今回は1言語あたり$35程度の費用がかかりました
翻訳が届くのを待つ
1週間ほどで4言語の翻訳が届きました。メールで連絡がきます。
元の日本語の文章にミスタイプがあったのですが、翻訳会社より英語で連絡がきました。単純なミスだったので、ミスタイプだった旨を英語で返信。
翻訳をStoreに反映する
翻訳された文章は、CSVでダウンロードすることも可能ですが、直接、GoogleStoreConsole上で反映することも可能です。
翻訳が納品されるとこのような画面が表示されますが、ここで適用を選択すると(一度確認ダイアログがでます)、直接ストアの説明文が更新されます。
翻訳された説明ページ
[英語] https://play.google.com/store/apps/details?id=com.keepgamesimple.rollingsphere&hl=en
[韓国語]https://play.google.com/store/apps/details?id=com.keepgamesimple.rollingsphere&hl=ko
[繁体字]https://play.google.com/store/apps/details?id=com.keepgamesimple.rollingsphere&hl=zh-tw
[簡体字]https://play.google.com/store/apps/details?id=com.keepgamesimple.rollingsphere&hl=zh-cn
[日本語]https://play.google.com/store/apps/details?id=com.keepgamesimple.rollingsphere&hl=ja
反省点
文字数で価格が決まるため、「LEVEL1」など見出しなどは原文から削っていて、あとから足せばいいかなと思っていたのですが、中国語や韓国語がまったく読めないため、見出しをどこに足したらいいかわからなくなりました。Google翻訳を使いながら正しい位置に入れる作業が発生したので、ケチらないで原文に入れておけばよかったです。
翻訳した結果
「転球」のストア情報が5ヶ国語に対応しました。これで各国のダウンロード数が増えるかは未知数ですが、しばらくウォッチしつつ、結果が上がってくれば、記事にしようと思います。
アプリ自体の翻訳も進めていて、一通りの実装が完了したら、AppStore側も多言語化対応していく予定です。