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iTerm2のおすすめ設定 ホスト名をハイライトしてミスを防ぐ

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Macのターミナルとして、iTerm2を愛用しています。中でも特定のキーワードに対して文字・背景色を変更する機能がとても重宝しています。

はじめに

サーバ開発に携わっていると、開発環境、本番環境、さらには検証環境など、複数の環境で開発している場合があります。ターミナルから開発環境にsshしていたつもりが、実は商用環境で、マズい設定を実行してしまった、ギリギリ気づいた、みたいな経験ないでしょうか。iTerm2の設定で、そのリスクを減らそうと思います。

環境

Mac Catalina
iTerm2 Build 3.4.8

iTerm2のTriggersでハイライトする

iTerm2では、設定により特定の文字列をハイライトすることができます。例えば、商用環境のホスト名には赤、開発環境のホスト名には青、などにハイライトします。色によって視覚に訴えることで、ミスを防ぎます。

設定手順

  1. メニューバーからProfiles > Open Profilesを開く
  2. Profileを選択して、Edit Profilesをクリックする
  3. Advancedタブを選択し、TriggersをEditする
    スクリーンショット 2022-03-28 19.11.29.png
  4. +を選択し「Regular Expression」にハイライトしたい文字列を入力、「Action」はHighlight Textを選択、「Parameters」に好きな文字色と背景色を選択し、「Instant」のチェックボックスはチェックしておく
    スクリーンショット 2022-03-29 10.15.47.png

これで設定完了。
以降、ターミナルでこの文字列に一致した場合、ハイライトされるようになります。

Instantをチェックしないとリアルタイムにハイライトされないので注意。

正規表現を使う

「Regular Expression」と言うくらいなので正規表現が使えます。例えば、サーバ名のルールが下記のような形式と仮定します。

  • XXX-prd-front-a001
  • XXX-dev-backend-c002

この場合、「Regular Expression」は、このように設定しておけば、良いと思います。

  • XXX-prd-\D*-\D\d\d\d
  • XXX-dev-\D*-\D\d\d\d

正規表現のルールは、これに沿っているようなので参考です。
(?i)は、大文字小文字の区別なしの意味です。ERRORもerrorもハイライトしたい場合に使えます。

Triggerとなる文字列には正規表現が使える。

まとめ

ホスト名の他にも、「root」にハイライトしてrootユーザーであることや、「ERROR」「FAIL」にハイライトしてログを見やすくするなど、色々と捗るので、最適な設定をしてみて下さい。良いアイデアがあればぜひ教えて欲しいです。

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