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はじめに

サーバーレス大好きエンジニアです!
Amplify Gen2ではSQLデータベースを利用することができます。
実際に使ってみて、登録時に失敗したポイントを共有したいと思います。

目次

  1. Amplify Gen2とは?
  2. 登録方法
  3. 失敗したこと
  4. 成功した場合
  5. まとめ

1. Amplify Gen2とは?

TypeScriptを使用してフルスタックアプリケーションを構築するための新たなAWS Amplifyが登場しました。
バックエンドリソースの作成がCLIからCDKに変更されたことで、より拡張性が高くなりました。
また、今までのAmplifyでは実現できなかった機能が追加され、その中でSQLデータベースの使用が可能になったことを知り、使ってみることにしました。

2. 登録方法

今回はMySQLの接続方法について書いていきます。
たった2つのコマンドで接続することができます。

まず、以下のコマンドでsandboxのシークレットを設定します。

npx ampx sandbox secret set SQL_CONNECTION_STRING

ここではSQL_CONNECTION_STRINGというシークレットを登録します。以下のようにSQLの情報を入力してください。

npx ampx sandbox secret set SQL_CONNECTION_STRING
? Enter secret value: mysql://user:password@hostname:port/db-name

次に以下のコマンドを実行するとデータベース接続が完了し、AmplifyでSQLを利用することができます。

npx ampx generate schema-from-database --connection-uri-secret SQL_CONNECTION_STRING --out amplify/data/schema.sql.ts

3. 失敗したこと

3.1 接続するリンクの情報がそもそも違う

mysql://user:password@hostname:port/db-nameの入力を間違えると以下のようなエラーが発生します。

Unable to connect to the database

3.2 データベースの登録をしていない

データベースが見つからないというエラーが起きます。

Error: Unknown database

この問題は、SQL内でデータベースを作成することで解決できます。

CREATE DATABASE hoge

3.3 スキーマの定義がされていない

既存のMySQLからスキーマをインポートするので、テーブル設計を事前にしておく必要があります。

Error: Imported SQL schema is empty.

また、PRIMARY KEYを設定しない場合もエラーが発生します。

Error: No valid tables found. Make sure at least one table has a primary key.

以下のようにテーブル定義とPRIMARY KEYの設定を行います。

CREATE TABLE Users (
    id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
    name VARCHAR(255),
    email VARCHAR(255),
    created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);

3.4 認証設定

RDSの設定を正しく行わない場合、以下のエラーが発生します。

AccessDenied: no identity-based policy allows the rds:DescribeDBProxies action

4. 成功した場合

成功すると、以下のようなログが出力されます。

✔ Successfully fetched the database schema.

5. まとめ

認証とSQLの初期データを適切に登録すれば問題なく接続できます。
参考になれば幸いです。

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