はじめに
業務でAWSを使う機会があり、せっかくなら認定試験にも挑戦しようと思い、調べて見ました。
- 若干の変動はありますが、数年前から大枠は変わっていないようですね
試験概要
公式サイト
-
https://aws.amazon.com/jp/certification/
- 試験概要、試験範囲、サンプル問題などが記載
全体像
まず、AWSの2021年8月時点での試験体系は下記のようになっています。
役割別試験
- 役割別は3つのレベルが設定されています
- ベーシック:6ヶ月の経験を想定した、基礎レベル
- アソシエイト:1年の経験を想定した、実務レベル
- プロフェッショナル:2年の経験を想定した、設計/運用ができるプロフェッショナルレベル
専門知識認定試験
- それぞれの専門知識分野ごとに6つ定義
- ネットワーク、セキュリティ、機械学習、データアナリティクス、データベース、Alexa認定試験
勉強方法/情報源
公式
- AWSトレーニング
-
https://www.aws.training/
- プラクティショナーなど、無料で使えるものもあります
- https://www.aws.training/Details/eLearning?id=66479
-
https://www.aws.training/
- サービス別資料(Black belt)
- ホワイトペーパー
- 公式ガイド/APIドキュメント
- 出題範囲
- 公式サイトからたどれます。プラクティショナーの場合は下記
非公式
- 書籍
- Udemy
メリット
AWSのメリットと言うよりもベンダ試験一般に言えることですが
- AWSからお墨付きがもらえる(バッジがもらえる)
- 知識を体系化できる(業務で使わない隙間を勉強できる)
デメリット
こちらも、ベンダ試験に一般的な内容です
- (情報処理などの国家試験と比べると)受講料が高い
- 有効性を維持するためには、定期的な更新が必要
- 実務では使わないような、知識としてだけしか使わないような部分も覚える必要がある
受験方法
- AWS認定のアカウントを作成
- 認定試験の試験予約を行う
- 試験区分、試験日時を選びます
- ピアソンVUEの試験会場や在宅での受験など選びます
- 試験センターで行う場合は空いている日や受験の流れも確認します
- 受験料の支払いを行います
- メールにて予約できたことを確認します
- 受験する
- テストセンター or 自宅 で受験可能です
- テストセンターの場合は時間までに現地に赴き、身分証明と署名・写真撮影などを行います
- 結果を確認する
- 画面に合格・不合格はでますが、正式な結果やスコア・バッチの配布は確認作業が終わってからになります。
- 受験後5,6時間で来ます
- 画面に合格・不合格はでますが、正式な結果やスコア・バッチの配布は確認作業が終わってからになります。
その他
- 認定期間は3年間で、3年以内に同等以上の試験に合格しないと、失効となります
- 難易度/合格率
- 公式には発表されていませんが、ネットなどで大まかな感覚的な評価はあります
- 受験料は、試験ごとに異なります
- ベーシックが100ドル
- アソシエイト150ドル
- プロフェッショナル/専門知識試験300ドル
- 受験方式は、自宅もしくはピアソンVUEの試験会場で受験可能です。