Django とChatterbotの組み合わせで簡単にチャットボットがサイト内、アプリ内に作れることを知っていましたか?
「Djangoで業務システムを作っている方」、
「Djangoで自作サイトやアプリを開発している方」、
「Djangoで何か面白いものを作れないか探している方」、
そんな方に届けばいいなと思って記事を書いています。
今日はチャットボットをDjangoで導入するパッケージについて解説します。
最初にChatterbotというPythonパッケージから簡単に説明します。
Chatterbot
ChatterBotは、Pythonで会話型のAIを構築するためのライブラリです。
大きな特徴と言えば、
ユーザーとの会話から学習し、
レスポンスを改善していく能力を持っています。
使い方の手順さえ覚えれば、
プログラミング初心者でも容易にチャットボットを開発できるシンプルなライブラリだと思います。
使用例
- 自動応答システムの開発
- AIによるカスタマーサポートの自動化
DjangoでChatterbotを使うメリット
Djangoとの統合が超絶簡単にできる:
Django ChatterBotは、DjangoプロジェクトにChatterBotを簡単に統合できるように設計されています。設定とインストールが簡単で、ウェブアプリケーションにチャットボット機能を追加するのが容易です。
APIが使える:
Django ChatterBotは、RESTful APIを提供しており、これによりフロントエンドとの連携や、他のアプリケーションとのインタラクションが可能です。
カスタマイズ機能も豊富:
ChatterBotの豊富なカスタマイズオプションと拡張性を利用して、特定のビジネス要件やユーザーエクスペリエンスに合わせてチャットボットを調整することができます。
インストールから使えるところまで(コード例付き)
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パッケージのインストール:
pipを使用してDjango ChatterBotをインストールします。pip install django-chatterbot
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Django設定ファイルに記述:
Djangoのsettings.pyファイルに、ChatterBotの設定を追加します。INSTALLED_APPS = [ # ... 'chatterbot.ext.django_chatterbot', ] CHATTERBOT = { 'name': 'Django ChatterBot Example', 'trainer': 'chatterbot.trainers.ChatterBotCorpusTrainer', 'training_data': [ 'chatterbot.corpus.english.greetings', 'chatterbot.corpus.english.conversations' ] }
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URLの設定:
Djangoのurls.pyファイルに、ChatterBotのAPIエンドポイントを設定します。from django.urls import path from chatterbot.ext.django_chatterbot import urls as chatterbot_urls urlpatterns = [ # ... path('chatterbot/', include(chatterbot_urls, namespace='chatterbot')), ]
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データベースのマイグレーション:
Djangoのマイグレーションコマンドを実行して、ChatterBotのデータベーステーブルを作成します。python manage.py migrate
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サーバーの起動:
Djangoの開発サーバーを起動して、チャットボットを動作させます。python manage.py runserver
これでチャットボットの導入は完成です。
シンプルイズベスト!
おわりに
ここまで読んでいただいた方、
本当にありがとうございます!
でも、思っていたより簡単にDjangoでチャットボット使えそうでしょ?
みなさんのDjangoライフがより一層楽しくなることができれば私も幸いです。
では、終わりにします。
フォローやライクいただけますとうれしいです。
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