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mixiグループAdvent Calendar 2016

Day 13

サーバーレスにWebビーコンをつくってみる。

Last updated at Posted at 2016-12-12

まずおまじない置いておきます。
投稿内容は私個人の意見であり、所属企業・部門見解を代表するものではありません。

はじめに

ネタ的には今更感あると思いますが、アクセス解析とかしたときにサーバーレスにつくってみたので
設定からDWHに突っ込むまでをまとめてみました。

Webビーコンとは?

Webビーコン型とは、サイトの各ページにJSや特殊なイメージ(縦横1pxの透明なgif画像など)を貼り付けておいて、貼り付けたページがブラウザで表示されるたびに、サーバーにユーザーがアクセスしたページの情報を送る仕組みのアクセスログ解析です。
Google Analyticsもこの手法が使われてたりしますね。

今回やること

各AWSサービスの設定からDBにアクセスログを貯めるところまでをまとめています。

スクリーンショット 2016-12-12 18.42.47.png

構成は上記の図のようにいたってシンプルな構成です。

AWS CloudFront
キャッシュさせてログとるためにつかいます

AWS S3
Imageの保管とアクセスログの保存につかいます。

AWS Redshift
貯めたログを貯めて解析するのに使います。

実装手順

1. 1x1.gifを作成

透過で1x1pixelのgifを用意します。
Photoshopでサクッとつくるのもよし、Webで拾ってくるのもよし。
用意できたらS3にあげておきましょう。

2. cloudfrontの設定

まずビーコンタグ用のDistributionを作成します。
Create Distributionを選択してOrigin Domain Nameに先程アップロードしたS3のドメインを設定しましょう。
その他の項目はデフォルトのままで大丈夫です。

スクリーンショット 2016-12-12 18.59.48.png

Default Cache Behavior Settingsの項目については、TTLを1秒に設定してます。
スクリーンショット 2016-12-12 19.02.46.png

Distribution SettingsではCNAMEの登録とSSLを登録しておきます!

スクリーンショット 2016-12-12 19.06.37.png

以上でCreate Distributionします。

そのあとできたDistributionから、Invalidationを選択
スクリーンショット 2016-12-12 22.41.37.png

Create Invalidation でS3に保管してある1x1.gifのパス(/1x1.gif*)を入力

これで設定は完了です!
あとは上記で設定したパス(今回はhttps://img.hoge.com/1x1.gif)
にアクセスして問題なければWebビーコンの完成です!

4. LPからgifをみる

  • 設置ページからのrequestがcloud frontのログにrefererとしてに載るのでquery stringのリレーはいりません

lp.html
<html>
  <head>
  <body>
    <h1>OK</h1>
    <img src="https://img.hoge.com/1x1.gif?event=view">
  </body>
</html>

5. s3のログを確認してみましょう

c1: date
c2: time
c8: cs-uri-stem
c10: cs(Referer)
c12: cs-uri-query
c13: cs(Cookie)

% aws s3 cp s3://image/path/ . --recursive --quiet && find . -name '*.gz' | xargs gunzip -f && cat * | sort | q -t "select c1, c2, c8, c10, c12, c13 from -"
2016-11-04      08:20:31        /1x1.gif        http://localhost:3000/lp.html?utm_campaign=hoge&utm_source=fuga  event=view
2016-11-04      08:20:38        /1x1.gif        http://localhost:3000/lp.html?utm_campaign=hoge&utm_source=fuga     event=view

6. まとめ

短いステップで実装することができました!
ぜひ小規模なアクセス解析にお役立てください!

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