はじめに
Android端末を使った実験やバックアップ通信用にpovo2.0を契約しています。
課金しなくても、低速での通信をサポートしています。
そこで、カメラアプリとOnedriveのサービスを使って、Andorid端末を使った定点監視カメラのシステムを作ってみました。
この記事では、画質と転送速度について記載します。
この記事の内容の一部は、2025年2月16日に開催された「鹿児島Linux勉強会 2025.2」を含みます。
カメラアプリTimer Cameraの設定
Android端末用カメラアプリにはいろいろありますが、今回は、「Timer Camera」を使ってみました。
このカメラには写真の解像度の設定があります。
様々な解像度を選べますので、それぞれの解像度の写真のOnedriveへのアップロード時間を調べました。
数回の時間測定なので誤差を含みますが、シャッターを押す間隔の目安になります。
画質と転送時間の関係は以下の通りです。
1920 x 1088 (30:17, 2.09 MP) : 2m58s以内
1664 x 832 (2:1, 1.38 MP): 55s以内
480 x 360 (4:3, 017 MP): 33s以内
160 x 120 (4:3, 0.02 MP): 10s以内
Onedriveの使用上の注意
バックグラウンド同期は、アプリを表示した時に行われます。
実験中、写真が保存されてもアップロードが始まらず、悩んでいました。
おわりに
カメラアプリとOnedriveアプリの組み合わせで、Onedriveのクラウドに写真を転送することができました。
Povo2.0の低速モードで、2MPの画像を3分程度で転送できます。
今後、自動撮影できるよう調整していきます。
