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ファミコン用3.5インチディスプレイをMSX用に改造する話

Last updated at Posted at 2025-12-18

はじめに

MSX用周辺機器の作り方を公開しているMSXmakerのプロジェクトを見ていると、ファミコンのカーリッジスロットに接続して利用する3.5インチディスプレイをMSX用ディスプレイに改造する記事を見つけました。

スターニャン(元スターマン)さんのX.comでの書き込みをまとめたようです。

丁寧な解説ですので、翻訳ソフトを使って説明通り作業すると改造できるかと思います。

改造したLCDに接続したカートリッジが壊れるとの報告があるそうです。
LCDの使用は自己責任でお願いします。

それでは、作製のポイントを。

作製のポイント

電子工作に慣れている方には当たり前のことが多いですが。

  • 部品に付着しているクッションのついた両面テープは丁寧に外した後に、粘着テープのつるつるした方に張り付けておくと再利用可能
  • 上部のコネクタを温存したいときは、ピンセットやラジオペンチを使って、端子を1本づつ引き抜く
  • 基板のコネクタの端子を切り取るときは、傷がつかないようにマスキングテープなどで養生しておく
  • 基板上の配線をカットするときは、カット部分以外をマスキングテープなどで養生しておく
  • ショートや断線がないか、作業ごとにテスターで導通を確認する

MSXMakerのページに説明がありますが、再度確認

  • 50ピンのコネクタをつける前に、赤色と黒色の配線のはんだ付けを行っておく
  • 50ピンコネクタの真ん中あたりのピンは基板とはんだ付けせずに、リード線を接続する。はんだ付けの後は、ピンが基板の端子とショートしないように、絶縁しておく。説明では、黒色の熱収縮チューブをかぶせている
  • カートリッジのフタに傷がつかないように、基板のねじ穴を削る。太めのドリルビットがない場合、加工は棒状のやすりでも加工可能

おわりに

ビデオ入力に対応した専用ディスプレイが完成しました。
Raspberry pi用HDMI入力に対応した3.5インチLCDを使って、類似のディスプレイができないか妄想しています。

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