はじめに
Micropythonはマイクロコントローラ向けのpythonですが、M68000CPUを搭載したマシンへの移植が行われています。
2023年4月27日に、コモドール社のアミガのAmigaのOS上で動作するMicropythonが公開されました。
AmigaOS 3.1上で動作し、M68000搭載のマシンでも動作します。

さらに、X68000シリーズで動作するMicropythonが公開されました。
X68000で動作するMicropythonをエミュレータのXM6上にインストールして動作確認しました。
本記事の内容の一部は、2025年6月7日に行われた「Unagi.py 勉強会62枚目@スイーツバンク」の発表内容を含みます。
環境構築の段取り
- 以下の段取りで、環境構築を行いました。
- XM6エミュレータのインストール
- BIOSやフォントデータの準備
- MICROPYTHON.Xの準備
- 起動ディスクイメージへのMICROPYTHON.Xの書き込み
- プログラミングの実際
Micropythonの動作

コマンドを入力してから、Pythonの入力画面になるまで、不安になるぐらい待つ必要があります。
サンプルプログラム
終わりに
X68000エミュレータの動作とMicropythonのインストールに成功しました。
文字の処理は問題なく行えるようです。
M68000には荷が重いのかもしれません。


