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Webex インテグレーションのはじめの一歩 〜 Webex for Developers編 〜

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:star: はじめに

この記事は、Webex Advent Calendar 2021の記念すべき1日目 :tada: として投稿しています。

こんにちは :smiley: 、いよいよ2021年も残すところ後1ヶ月ですね。
そして、毎年言っているような気もしますが:sweat_smile: 、またしてもこの時期に帰ってきました。
そして、帰ってくるカレンダーが若干いつもと違うような気もするは気にしないでください。
ちなみに、去年までは、Cisco Systems Japan Advent Calendar シリーズに参戦してました。
(今年もそちらにも参戦する予感・・)

さて、今回は、Webex Advent Calendar という事で、この後は高度な Webex の使い方で
あったり、Webex のAPI/SDK を利用してこんな事出来ました! とか、Webex デバイスの
マクロを使ってビデオ会議をより便利にしたり、外部機器を制御したりするといった
ネタが上がってくると思います。
そこで、初日は Webex のインテグレーションのはじめの一歩として、
Webex for Developers という開発者やAPI/SDK を利用したいエンジニアのための、
ポータルサイトを紹介します:sunny:

そもそも、Webex って何?という方は、ぜひ以下の Webex.comも一緒に参照してください。
新しく生まれ変わった Webex の情報も一緒に確認することが出来ます。:blush:
スクリーンショット 2021-11-30 23.39.45.jpg

:star: Webex のインテグレーション

Webex は、単に Web 会議システムとして利用出来るだけでなく、プラットホームとして、
Web会議はもとより、その他にも、イベントであったり、メッセージング(チャット)、
コーリング(電話)、ビデオ会議(ビデオ端末)、そして、コンタクトセンターといった
機能を幅広く持っています。
まさに、これからの新しいコラボレーションを支えるクラウドのプラットホームになります。
そして、このプラットホームはパワフルな API や SDK を豊富に備えていて、他のシステム
ともシームレスに連携が可能になって、ユーザの利用シーンをどんどんと広げてくれます。
スクリーンショット 2021-12-01 0.29.18.jpg

これらの APIを使って、例えば社内ポータルと連携して会議予約アプリケーションを作って
みたり、integration Platform-as-a-Service (iPaaS)とBotを連携させることにより
簡単な業務フローの自動化をやってみたり、Webex 側から必要な情報
(参加者やメッセージ内容、録画データ等)を引いてきたりしてデータを利活用すること
も出来ます。また、SDK を利用することにより、お客様のポータルのアプリケーションに
Webex(ビデオ画面など) を組み込んで、あたかもお客様のアプリの中にWebex
が入っている(そもそもユーザはWebex と気づかない)ような実装も可能です。
インテグレーションの実例としては Webex App Hub にエコシステムパートナー様が
既に作った連携ソリューションなどがあるので、そちらで確認することが可能です。 
ぜひこちらも参照頂ければと思います。
スクリーンショット 2021-12-01 0.13.53.jpg

:star: Webex for Developers

これから Webex のAPI/SDKを使って、ちょっとしたインテグレーションをしてみたいな:smiley:
本格的にソリューションを作ってみたいな:smiley: といった方のために Webex では Webex for Developers (developer.webex.com)をご用意しています。
基本的には、こちらのサイトに必要なAPI/SDK 情報が集約されています。
スクリーンショット 2021-12-01 0.50.35.jpg

ログインしなくても各種ドキュメントの確認などは可能ですが、APIコールなどの
テストをする場合はログインが必要になります。Webex のアカウントがあれば(フリーでも可)、
そのアカウントで Webex for Developers にもログイン出来ます。
画面上部の " Documentation " からは、各種API/SDK のドキュメントや REST API の
基本情報等を参照することが出来ます。"Blog" からは関連するブログが記事を参照すること
が出来て、"Support" からはサポートへの問い合わせが(chat,email)
が出来るようになっています。 (こちらへのお問合せは英語になっています)

:sparkles: こちらのサイトは英語になっておりますが、ブラウザの翻訳機能を使って日本語表記
させることにより、ある程度の参考になるかと思います。
スクリーンショット 2021-12-01 1.16.58.jpg
"Documentation" の中身としては以下のような内容になっています。

Build APIs SDKs
Platform Introduction Getting Started iOS
Embedded Apps Overview REST API Basics Android
Buttons and Cards Compliance Browser
Integrations Webhooks Node.js
Guest Issuer Webex APIs Java
Promote your App - Admin Community
- Calling
- Meetings
- Messaging
- Webex Assistant Skills
- Full API Reference
API Catalog

・Developer Community --> Cisco Community のコラボレーションサイト
・Certifications --> 技術者認定サイト(下記試験)
(Developing Applications for Cisco Webex and Webex Devices v1.0 (300-920))

Webex APIsの Admin, Calling, Meetings, Messaging, Webex Assistant Skills
のAPI については、それぞれ Overview(APIの概要), Guide(APIの説明), Reference
(実際のAPIの情報)があります。例えば Messaging のAPI の Referenceを参照すると、
MessagingでサポートされているAPIの一覧が参照出来ます。 
更にそのAPIを選択すると、より詳しい情報と Method が参照出来ます。

:dizzy: Messaging の API の Rooms を選択した場合
スクリーンショット 2021-12-01 2.04.37.jpg

:dizzy: Messaging の API の Rooms で GET(List Rooms)を選択した場合
更にここから Method を選択すると、具体的なアクションと書式が確認すること
が出来ます。
image.png

ここから APIのテストコールも試すことが出来ます。
スクリーンショット 2021-12-01 2.25.51.png

ここでは、List Rooms を使って 私のフリーアカウントの Webex にある Messaging の
スペースの情報をGETしてきています。
必要なパラメータを入れて "Run" を実行することにより、Request/Response を確認
することが出来ます。Response では、成功したという事で Status も200/OK が
返ってきているのも確認すること出来ます。

下のスクショは私の Webex App (クライアント)の画面になります。
この中で "たかだかずお の Webex スペース" や "test mail" などが Response にも
入っていることから情報をうまく GET したと確認することが出来ます。

スクリーンショット 2021-12-01 2.30.20.png

このように Webex for Developers ではたくさんの情報とテスト出来る環境を
用意しています。ぜひ、皆さんも一度こちらのサイトを覗いてみてください。
きっと、いろんな発見があると思いますよ:grinning:

:star: さいごに

最後まで読んで頂き有難うございました :smile:  
今回は、Webex に絡んでインテグレーションや開発をしてみたいといった方のために
Webex for Developers をご紹介させて頂きました。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
まだ、少し早いような気もしますが、みなさまにおかれましてもお体には気をつけて、
楽しいクリスマスと良いお年をお迎えくださいませ:santa:

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