Proxmox学習記録(1)Proxmox VEの特徴

ProxmoxVEについて知識を深めるために、自分なりの言葉にして学習していきます。
なるべく誰でも分かりすく伝わるように・・・
以下を参考にしながら学習していきます。

• 書名：Proxmox VEサーバー仮想化 導入実践ガイド
  • https://book.impress.co.jp/books/1124101030

Proxmox VEの特徴

自社の研修生時代の話なのですが、研修用で渡されるPCはWindows OSでした。
優秀な先輩研修生の方のPCをチラッと見ると、スクリーンのWindows OSの中にもう一つWindows OSの画面が開いてあり、「？？？」となった記憶があります。
「ローカルのWindowsから、Windowsが入った仮想マシン（VM）に接続していたんだな〜」と今は思います。

Proxmox Virtual Environment(Proxmox VE)：

• 会社名：Proxmox Server Solutions GmbH（オーストリアの企業）
• Virtual Environment：「仮想化された実行環境」や「仮想化プラットフォーム」

サーバ仮想化のためのオープンソースプラットフォーム：

• ソースコードが公開され、誰でも使えて改変できる
• サーバを仮想化して複数の仮想マシン、コンテナを動かすための基盤ソフトウェア
• KVMをベースにした完全仮想化と、LXCによるコンテナ仮想化を統合した高度な仮想化ソリューション

  • KVM(Kernel-based Virtual Machine)：Linuxカーネル組み込みのハイパーバイザーで、ハードウェア支援により様々なOSを含む独立したフル仮想化VMを作成・実行できる。
    ※ ゲストOSにはLinuxはもちろんWindowsのOSも入れることができる(研修時代の「？？？」は多分これ)
    

  • LXC（LinuX Containers）：Linuxカーネルの機能を利用して、軽量かつ高速なコンテナを作成する技術
    ※VMを作るわけではない
    ※使用できるOSが限られる
    ※Zabbixとか？
    

オープンソースライセンスと商用サブスクリプション

• 無料で利用できる
• 商用・非商用を問わず、あらゆる用途で使用可能
• 技術的なサポートを受けたい場合は、サブスクリプションも考慮すると良い
  • メーカーから直接購入するパターン
  • 日本国内のリセラーパートナーから購入するパターン