1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

BASIC搭載PC

前回、パーソナルコンピュータ(PC)の前身であるワンボードマイコンの操作についてご紹介しました。
その時点から約3年後PC-8001というパソコンが発売されました。
このコンピュータ以降のパソコンは、BASICインタープリタが搭載されているPCが販売され始めました。

BASIC搭載PCの操作

NECのPC-8001を起動するとROM(リードオンリーメモリ)から、マイクロソフト社製のBASICインタープリタが起動するようになっており、BASICの命令を打込む事で操作できるようになりました。

そのためにBASICインタープリタを扱うこと自体が、PCの操作につながることからOSのような働きをしていました。

この頃のPCの性能

この頃使用されていたCPUは、ザイログ社製のZ80というCPUとモトローラ製のMC6809というCPUが使われておりクロックはZ80が4MHz、MC6809が1MHz動作でした。
Z80のほうが早そうに見えますが、1つの命令を実行するためのマシンサイクルが4サイクルであったため、実質1Mhz動作であるためMC6809とほぼ同じ性能と言えます。

またメモリは32kbyteから64kbyte搭載されていました。

初期のPCで使用されていたメディア

この頃から、外部記憶装置としてカセットテープ(オーディオ用に開発された磁気テープ)にプログラムやデータを記録していました。
記録スピードは1200bpsか2400bpsで記録されることがほとんどでした。

前の記事   次の記事

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?