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Arquillian extension jacoco で単体テストのカバレッジを出力しました。

Last updated at Posted at 2015-08-27

Arquillian と jacoco を使って Java EE アプリケーションの単体テストカバレッジを出力しました。
GitHub にソースを置きました

環境

  1. Eclipse(Mars)
  2. WildFly 8.2.1.Final
  3. PostgreSQL

PostgreSQL は無くても大丈夫です。

プロジェクト作成

Maven プロジェクトを新規作成して"org.wildfly.archtype", "wildfly-javaee7-webapp-archetype" を選択しました。
q1.JPG

サンプルのソースコードが生成されるので、少々手を加えて使いました。
1. WildFly のディレクトリを src/test/resources/arquillian.xml の jbossHome に記載してください。
2. PostgreSQL を使わない場合は src/test/resources/test-h2-ds.xmlをテストクラス(MemberRegistrationTest.createTestArchive)で使ってください。
3. PostgreSQL を使う場合は test データベースを作成しておいてください。

Jacoco については、山pさんのページを参考にしました。
旧山pの楽しいお勉強生活 2014-07-27

最初、上記で紹介されている POM の記述をペーストして使ったのですが、target/site ディレクトリがうまく生成されませんでした。調べたところ、Arquillian extension jacoco に行き着き、最初に追記したものを消してから POM に追記しました。

注意点としては
1. POM の profile (jacoco) の部分で "wildfly-arquillian-container-remote" を追加しました。
2. Maven 実行時に jacoco:report オプションが必要でした。

1 については、実際の開発時にテストサーバ上で WildFly を起動したままにしてテストできるかな?と思っています。
2 については、Arquillian extension jacoco の Readme の下の方にあるコマンドを実行するだけだと site ディレクトリが生成されませんでした。

カバレッジの結果

生成された target/site ディレクトリ配下の index.html を開くとテストのコードカバレッジが見れます。
j1.JPG

リンクをたどるとメソッドのカバレッジが見れます。
j2.JPG

setId はDBが自動採番なのでテストから外しています。さらにリンクをたどるとソースコードでテストされているか否かが色付けで見られます。
j3.JPG

色分けについては、tsubu-mustardさんの記事 WildFly+jacocoでintegration-testのカバレッジ取得 の最後で触れられています。

緑:実行された命令。
赤:実行されなかった命令。
黄:分岐において一部のみ実行された命令。

です。
今度は REST のテストをしてみようと思います。

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