SPSS Modeler 18.2.1が先週2019/3/26にリリースされています。
合わせて
IBM SPSS Collaboration and Deployment Services V8.2.1
IBM SPSS Analytic Server 3.1.2
がリリースされています。
全体的にはマイナーなアップデートです。
1. IBM SPSS Modeler 18.2.1 の新機能
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SS3RA7_18.2.1/modeler_mainhelp_client_ddita/clementine/whatsnew.html
IBM® SPSS® Modeler は、本リリースで以下の機能を追加しています。
データ ノードを右クリックして「データの表示」を選択すると、以下の新しい図表が「グラフ」タブに追加されています。ダッシュボードも再設計されました。詳しくは、データの処理を参照してください。
- 円充填
- バブル
- Theme River
- 時系列グラフ
円充填
バブル
Theme River
時系列
参考情報
IBM SPSS Modeler 18.2.1 Fix List
https://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=ibm10874792
IBM SPSS Modeler 18.2.1 - Detailed System Requirements
https://www.ibm.com/software/reports/compatibility/clarity-reports/report/html/softwareReqsForProduct?deliverableId=17B6B0E013E811E9BABD512A6952EE1F&osPlatforms=AIX|Linux|Mac%20OS|Windows&duComponentIds=D001|S002&mandatoryCapIds=13&optionalCapIds=7|47|22|72|186|223
2.Collaboration and Deployment Services 8.2.1新機能
IBM SPSS Collaboration and Deployment Services 8.2.1 では、予測分析の展開の簡略化とコスト管理に役立つ機能が向上しています。
WebSphere Liberty クラスター用の新しいインストーラーを使用できます。
従来の WebSphere インストール・プロセスが簡素化されました。
このリリースには、インストール、構成、および資料に関連した以下の機能拡張が含まれています。
- Liberty の展開について、リポジトリー・サーバーとリモート・スコアリング・サーバーの間の通信に関する新しい説明を参照できます。
- Liberty 用の SSL の構成に関する新しい説明を追加しました。
- Liberty クラスターを使用したインストールのための準備に関する説明を更新しました。
- Liberty を使用したインストールに関する説明を更新しました。
- リポジトリー・サーバーの始動に関する Liberty の説明を更新しました。
参考情報
SPSS Collaboration and Deployment Services 8.2.1 Fix List
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=ibm10874798&myns=swgimgmt&mynp=OCSS69YH&mync=E&cm_sp=swgimgmt-_-OCSS69YH-_-E
IBM SPSS Collaboration and Deployment Services 8.2.1.0 - Detailed System Requirements
https://www.ibm.com/software/reports/compatibility/clarity-reports/report/html/softwareReqsForProduct?deliverableId=FA82FA3013EF11E9BABD512A6952EE1F&osPlatforms=AIX|Linux|Windows&duComponentIds=D001|S005|S008|S007|S004|S006|S002|S003&mandatoryCapIds=30|9|13|25&optionalCapIds=7|22|65|72|186|26
3.Analytic Server 3.1.2新機能
プラットフォーム
- Hadoop Data Platform (HDP) 3.0 および 3.1 のサポート。
- Cloudera 6.0 および 6.1 のサポート。
Rank 関数
- rank 関数は、入力データ・セットを別々のパーティションに分割し、各パーティション行の順位を示す新しいフィールドを生成するために使用します。この機能は、Hive 関数の rank()、dense_rank()、および row_number() に似ています。
UDF Hive プッシュバック
- 新しい Hive UDF 機能が導入されました。Hive UDF が HiveDB に登録されると、Analytic Server は新しい UDF 機能を使用してプッシュバックを実行できます。
参考情報
IBM SPSS Analytic Server 3.1.2 - Detailed System Requirements
https://www.ibm.com/software/reports/compatibility/clarity-reports/report/html/softwareReqsForProduct?deliverableId=57656C3079BB11E89D57EFEED3CB8BE9&osPlatforms=Linux&duComponentIds=S001&mandatoryCapIds=47|22|28&optionalCapIds=7|22|26
SPSS Modelerのリリース履歴 - Qiita