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エックスサーバーで運用するLaravelからメール送信の後、バウンスメールを確認する

Last updated at Posted at 2019-10-30

PHPでバウンスチェックなんて出来る訳ない??

困るんです。受信ボックスで1件1件確認して、不着のメールを確認して、除外するなんてやってられない。

PHPであれ、Laravelであれ、メール送信した後に、リターンメールでエラーでメールが戻ってきたら、確認する方法はありますか??

→無い!

そんな事が沢山のQ&Aで書かれてますが、エックスサーバーに限っては、メールのディレクトリを知っていればできるでしょう。

Laravelをエックスサーバーで使っている方、いるんじゃないですしょうか。

エックスサーバーのメールはどうなっている?

/home/あなたのエックスサーバーID/ドメイン
フォルダをFTPなりで見てみてください。
/mailというフォルダあります。

サーバパネルで、メールアドレスを作成すると、mailフォルダの中に作成したメールアドレスのフォルダが構成されます。
/mail/ドメイン名/メールアドレス/

何かそのアドレスにメールを送ってみてください。
/mail/ドメイン名/メールアドレス/cur にメールのファイルが入ります。
中身はテキストデータです。

#どうやって、リターンメールをハックする?
こうです。
ユーザーテーブルに、以下があるとします。
id | email | name | password | error

そして、チェックする機能を作っておき、使う時に呼び出せば良いです。
このコードの場合は、リターンメールを見つけたら、errorフラグをerrorカラムにいれていきます。
errorコードは、db内を初期化してから、入れています。

コードの流れは、指定のメールのディレクトリにあるメールから、エラーメールを見つけて、アドレスを探し、dbに有るメールアドレスと一致したら、エラーフラグを入れるというものです。バウンスメールを受信するアドレスを専用に作っておけば、処理は重くならないでしょう。

public function checkErrorMail(){
    //メール確認
    $Users = User::all();
    if(count($Users)>0){
        foreach ($Users as $User){
            $User->error = '';
            $User->save();
        }
    }
    $mailPath = '/home/xxxx/ドメイン名/mail/ドメイン名/example@yourdomain.jp/cur/*';
    foreach(glob($mailPath) as $filePath){
        if(is_file($filePath)){
            $Undelivered = false;
            $fp = fopen($filePath, "r");
            if($fp){
                while (!feof($fp)){
                    $string = fgets($fp);
                    if(strpos($string,'Undelivered') !== false){
                        //'Undelivered'が含まれている場合
                        $Undelivered = true;
                    }
                    if($Undelivered){
                        if(strpos($string,'Original-Recipient') !== false){
                            //'Original-Recipient'が含まれている場合、メールアドレスを取得
                            if(preg_match_all("/(\w+[-+\w.]+@[-\w.]+\.\w{2,5})/",$string,$addr)){
                                $addr=array_unique($addr[0],SORT_STRING);
                                $Users = User::where('email', $addr[0])->get();
                                if(count($Users)>0){
                                    foreach ($Users as $User){
                                        $User->error = 'Error';
                                        $User->save();
                                    }
                                }
                            }
                        }
                    }
                }
            }
            /* ファイルポインタをクローズ */
            fclose($fp);
        }
    }
    return back();
}

こんな感じで、あかんメールアドレスを探し当てて、処理していけば良いかと思います。
メールボックスが大量になる場合は、ファイル名を管理して、処理する対象を限定するなど、
工夫していけば良いですよ。

#おわり
エックスサーバーでバウンスメールを処理したいです。できませんか?
→これなら、できますよね!

あくまで、参考の実装方法ですので、サーバに負荷をかけすぎて、迷惑がかからないように、用途に応じて、設計をしっかり考えて、ちゃんと実装しましょうね。
それでは、ゴキゲンヨー。

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