(2020/5/26 更新) 最新版、v5.0.4 で正式に仮想カメラが使えるようになりました。この方法は不要です。みなさん、最新版にアップデートしましょう!
Zoom のソフトウエアアップデートで Snap Camera が使えなくなり、ジャガイモや、芋虫になれずに、オンライン飲み会で盛り上がれなくなって久しいです。
Snap Camera は DAL (Device Abstraction Layer) Plugins なので、macOS Catalina では、アプリが Info.plist に明示的に com.apple.security.cs.disable-library-validation を設定する必要があるらしく、Zoom はその設定をしていないかららしいです。
しかし、ターミナルから強制的に codesign することで使えるようになります!
codesign するコマンドはこちら
$ sudo codesign -f -s - /Applications/zoom.us.app
このコマンドを、管理者権限のユーザーで、ターミナルから実行し Zoom を起動すると、Snap Camera が使えるようになります!
Zoom のアップデートをすると、もしかすると codesign する必要が出てくるかもしれません。(未だ未検証)
免責事項
免責: このコマンドはセキュリティに影響を与えることになるということなので、実行する際は慎重に。
築地港
コマンドの再実行の必要性
obs-mac-virtualcam wiki - Compatibility には、アプリを再起動するごとにコマンドを叩かないといけないと書いてありますが、僕はアプリを再起動しても不要でした。
セキュリティ設定
コマンドを実行すると、Zoom のアクセシビリティや画面共有の設定をリセットする必要がありました。
特に画面共有は Zoom にすでに許可してあるのに画面共有ができないという現象が起こり、下記の動作が必要でした。
- システム環境設定のセキュリティを開いて、画面共有で Zoom のチェックを外す
- Zoom アプリを終了
- Zoom アプリを起動
- Zoom で画面共有を試みる。アラートが出る。
- システム環境設定のセキュリティを開いて、画面共有 Zoom のチェックをいれる
- Zoom アプリを終了
- Zoom アプリを起動
これで画面共有が再開できました。