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Amazon Workspaces『に』リモートデスクトップする。

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#AWSでOfficeソフトを利用するには
完全閉域網下でOfficeソフトをAWS上にて最安で使いたい方以外はブラウザバックしてください。

EC2インスタンスにOfficeをインストールするには、Dedicated Hostsまたはハードウェア占有インスタンスでないと持ち込めないので、通常はOffice込みのWorkspacesを利用する形になります。

参照元:自分の Office ライセンスを AWS で使用できますか?

ここに一つ問題がありまして、Workspacesは専用アプリから代理サーバー経由でPCoIPによる接続をします。
ここの経路はインターネット接続かつAWS管理のリソースとの疎通になる為、閉域網が絡んだ構成だと完全なローカル環境として提案することができません。

002.JPG

#コロンブスの卵
「じゃあ、リモートデスクトップすれば良くない?」
「いやいや、話聞いてました?Workspacesは専用アプリからPCoIPでですね…」
「できるよ」
「え?」
「できるって」
###マジで?

#やってみた
適当にWindowsのEC2(閉域網下の端末相当)とSimpleADとWorkspacesを用意します。
必要な設定は、Workspacesに設定されているSecurityGroupに以下、
EC2のローカルIPからRDPを許可するルールを1つ追加します。
(通常時はインバウンドに何も設定されていません)

001.JPG

この状態で、EC2からWorkspacesのローカルIP宛てにRDPすると・・・

002.JPG

###繋がるやんけ!!!!

#まとめ
**WorkspacesはRDPでもつなげることができます。**=専用アプリでしか使えないサービスという訳ではない。
もっとも、インターネット接続下では専用アプリを使用した方が手軽にセキュアなリモート環境が使えますし、
RDPよりPCoIPの方が転送速度が速いです。

**「完全閉域網でWorkspacesを利用したい!!」**という、
きわめてニッチな要求に対してはこの設定が役立つかもしれません。
(私は実際役立ちました)

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