Google Docsは共同編集が非常に便利なツールです。
しかし美しい・きれいなフォントが少ない、と感じたことはありませんか?
ググってみると、ブラウザの設定から表示されるフォントを変える方法は出てくるのですが、それだと印刷時やPDF書き出し時に「MSゴシック」などあまり美しくはないフォントになってしまいます...
また、源ノ角ゴシックなどの一部のフォントはフォントリストに表示されず、利用できないと思う方もいるかも知れません。
それでM PLUSフォントを使って我慢している方もいると思います(このフォントも綺麗ですが...)
みなさんそれで諦めてしまっていませんか??
実はGASで隠されたフォントを有効化することで、Google FontsにあるフォントをGoogle Docsで利用できます!!
もちろん、ドキュメント以外にもスライド・スプレッドシート等で使用可能です。
さらに、GASにあまり触れたことのない方用にコピペで使えるドキュメントもありますので、ぜひ使ってみてください。
美しいフォントを使って、見栄えの良い文書を作りましょう!
使用可能な日本語フォント(2022/04/14更新)
- Noto Sans JP - 源ノ角ゴシック
- Noto Serif JP明朝 - 源ノ明朝
- BIZ UDPゴシック
- BIZ UDゴシック
- BIZ UDP明朝
- BIZ UD明朝
- M PLUS
- M PLUS 1
- M PLUS 1 Code
- M PLUS 2
- Murecho
- ZEN丸ゴシック
- ZEN角ゴシックN
- ZEN角ゴシックアンチック
- ZENオールド明朝
- ZENアンチック
- ZENアンチックS
- ZEN紅道
- しっぽりアンチック
- しっぽりアンチック B1
- 小杉フォント
- 小杉丸フォント
- さわらびゴシック
- さわらび明朝
- Yusei Magic
- ポッタ One
- はちまるポップ
- Palette Mosaic
- Yomogi
- ロックンロール One
- デラゴシック One
- レゲエ One
- トレイン One
- ドットゴシック16
- ステッキ
- オとマのペ One
- ランパート One
- Mochiy Pop One
- Mochiy Pop P One
- ニューテゴミン
- 解星 オプティ
- 解星 デコール
- 解星 特ミン
- ひな明朝
- 解星 春の海
- クレー One
- 佑字【肅】
- 佑字【舞】
- 佑字【朴】
- 佑字【灯】
- 佑字【曙】
- Rock 3D
- Palette Mosaic
- Shizuru
商用利用不可ですが、Google Sansも使えます。
コピペして導入する(簡単)
下のセクションにGASを使った方法も書いていますが、GASを使ったことのない人も簡単に使えるようにコピペだけでフォントを導入できるドキュメントを作りました。
テンプレートはこちらから!
https://docs.google.com/document/d/1gF0QJ3T0p5pLOmFcj3KBoBb5gxvE1zpjywYiP49vSEQ/copy
導入方法
まず、こちらからドキュメントをコピーします。
https://docs.google.com/document/d/1gF0QJ3T0p5pLOmFcj3KBoBb5gxvE1zpjywYiP49vSEQ/copy
以後、フォントリストから選択できるようになります。
(フォントによってはウェイトも選択可能です)
GASを使った方法
プロジェクトを作る
上部ツールバーの ツール>スクリプトエディタ からプロジェクトを作ってください。
「スクリプト エディタ」を開くと、「コード.gs」が開いていますので、そこにコードを入力していきましょう。
function NewFonts() {
var app = DocumentApp.getUi();
var body = DocumentApp.getActiveDocument().getBody();
var p = body.appendParagraph("テキスト"); //適当な文字を入力してください
p.setFontFamily("Noto Sans JP"); //Google Fontsのフォント名を入力してください
}
※ フォント名は、黄色でマークしている所に表示されているものを入力してください
これを実行すると・・・
ドキュメントに指定したフォントの文字列が入力されます。
あとは前のセクションと同じです。
あとがき
一見、機能が限られていると思われがちなGoogleドキュメントですが、工夫次第で幅広い使い方ができます。
他にも色々なTipsを探してみてください!