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Claude Skillsは「1つのSkillに1つの仕事」で作る: 日報を例にした設計メモ

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Claudeの「Skills」は、SKILL.md という手順書を入れたフォルダを登録して、決まった作業を決まった形で処理してもらう仕組みです。作り始めてみると、「どこまでを1つのSkillにするか」で迷います。この記事では、日報を例に、Skillを小さく分ける設計の考え方をまとめます。内容は、Anthropic公式ドキュメント(Create custom skills)に沿っています。

結論: 1つのSkillに、1つの仕事
公式のベストプラクティスでは、異なる作業は別々のSkillにするのがよいとされています。小さく分けたSkillは組み合わせやすく、Claudeが必要なものを選びやすくなります。

たとえば、次の3つは、似ているようで、別のSkillにしたほうが扱いやすいです。

日報を作る
日報から週報を作る
週報をメールで送る文面を作る
一つにまとめると、descriptionが長くなって、どの場面で使うのかがぼやけます。また、手順を直したいときに、他の部分を壊しやすくなります。

日報Skillの例

name: daily-report
description: 今日の作業メモ(箇条書きや走り書き)から、上司に提出できる日報を作る。「日報を書いて」「今日の報告をまとめて」と頼まれたときに使う。

日報作成

作業メモを渡されたら、次の手順で日報にまとめる。

手順

  1. メモを「やったこと」「成果」「課題・困りごと」「明日やること」に振り分ける。
  2. 「やったこと」は、何を・どれくらい・どこまで終わったかが分かるように書く。数字(件数、時間)があれば残す。
  3. 「成果」は、メモに根拠があるものだけを書く。成果が読み取れないときは、無理に作らず「特になし」とする。
  4. 「課題・困りごと」は、誰に何をしてほしいかまで書く。メモにないときは「特になし」とする。
  5. 全体を、読んで1分以内に収まる長さにする。

出力形式

# 日報 [日付]
## 今日やったこと
- 

## 成果
- 

## 課題・困りごと
- 

## 明日やること
- 

注意

  • メモにない作業、数字、成果を足さない。
  • 感想や反省は、メモに書かれているときだけ1行にまとめる。
  • 文体は簡潔な体言止めにする。
    このSkillの設計で意識したこと
    descriptionに、依頼で使う言葉を入れる。 「日報」だけでなく「今日の報告」も入れています。
    成果は、根拠のあるものだけ。 何も指定しないと、成果が盛られることがあります。「読み取れなければ『特になし』」と書いておくと、防げます。
    出力形式を、見本で見せる。 項目の順番と見出しが、毎回そろいます。
    本文は短く。 公式のドキュメントでは、SKILL.md は500行以内が目安とされています。長い資料は、references/ に分けます。
    zipにしてアップロードする
    フォルダ名を、name(daily-report)と同じにする
    フォルダごとzipに圧縮する(中のファイルだけを圧縮しない)
    claude.ai(またはデスクトップアプリ)の「Customize」→「Skills」で、zipをアップロードして、スキルをオンにする
    画面の表記や、使えるプランは変わることがあるので、公式のドキュメントで確認してください。

直したら、実際の依頼で試す
公式のドキュメントでも、直すたびに実際の依頼で試すことが勧められています。たとえば、次のメモで試して、「やったこと」「成果」「課題・困りごと」「明日やること」の形で出るか、成果が盛られていないかを確認します。

・A社への見積書を作成(3ページ)
・Bさんと打ち合わせ(30分)
・新しい経費精算の方法を確認
補足
日報のほか、議事録、メール返信、提案書の骨子、週報のSkillを、そのままアップロードできるzipにして、noteで公開しています。議事録のSkillは、無料部分で配布しています。

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