対象の読者・執筆の目的
読者:Java初学者向け
目的:私の失敗を反面教師にしていただきたいです!
前提
Javaについては、ほぼ知識ゼロの状態から学習をスタートしました。
結果
勉強期間は約1年間。
1回目の受験では不合格でしたが、その後の学習を経て2回目で無事合格できました。
失敗したこと(反面教師にして!)
1回目の不合格を通じて強く感じたのは、
「Java Silverの知識 ≠ アプリケーション開発の知識」
ということです。
私はUdemyでWebアプリ開発の講座を3本ほど受講し、Eclipseでの環境構築~Spring Bootを使った簡易Webアプリの作成まで実践しました。
しかし、試験対策としては完全に的外れでした。
業務やWeb開発の学習だけでは合格には直結せず、Java Silverに特化した勉強が必要だったのです。
1回目と2回目の受験を通じてわかったことは、黒本を周回するのが最短ルートということです。
JavaSilverは意味あるのか?
結論から言えば、やってよかったです。
問題は重箱の隅をつつくような内容が多く、実務ではまず書かないようなコードも出題されます。
それでも、体系的にJavaの知識を習得できたと実感しています。
1回目の受験(2025年3月・不合格)
勉強内容
当時はJavaの基本文法もアプリ開発の経験もほとんどなく、新人研修で少し触れた程度で記憶もありませんでした。
そのため、Java Bronzeの勉強から始めました。
・黒本(徹底攻略 Java SE 11 Bronze 問題集)を2~3周
・黒本(徹底攻略 Java SE 11 Silver 問題集)を1周
・UdemyのWEBアプリケーション開発の講座を3本
・実際に、WEBアプリケーション開発を実践
結果は不合格。
「黒本1周では全然足りない」と痛感しました。
2回目の受験(2025年9月・合格)
不合格を受けて、学習方法を見直しました。
具体的には黒本を用いて、試験対策を徹底的に行いました。
・OOPの理解が浅かったので、実際にコードを書く、黒本の6章、7章を重点的に復習
・黒本を単元毎に3周~5周繰り返し、各章の正答率を70~90%に引き上げるまで解き直し
・間違えた問題は必ず理由を確認し、解説をコードに書き起こして理解を深める
結果、2回目の受験で合格することができました。
振り返り・学習のポイント
・黒本は1周では不十分、最低3周は必要
・正答率80%を超えると本番で手応えを感じられる
・「なぜその選択肢が正解・不正解なのか」を理解することが合格のカギ
やってよかったこと
実際に手を動かしてみる!IntelliJの環境構築するのがおすすめです。
分からなかったら、コードを実際に書いてみてChatGptに質問して理解するのが良かったと思います。
やらなくていいこと
自分は同時並行でWEBアプリ開発の方法について学習していたのですが、JavaSilverに合格するのが目的であれば、WEB開発の勉強はやる必要が無かったと思います。
まとめ
ゴールを見失わないために、最初に黒本の12章・13章の模擬試験から解くのがおすすめです!
ありがたいことに、JavaSilverの12章、13章の黒本の解説には類似問題の章と問題番号が記載されております。
苦手な章はどこなのか?優先順位をつけて勉強することをおすすめします。
特に出題数が多く間違いやすいのは以下の章です。
・7章:クラスの継承、インタフェース、抽象クラス
・6章:インスタンスとメソッド
Java Silverは、黒本を繰り返し理解を深めれば確実に合格できます。
私自身、一度は不合格でしたが、諦めずに学習を続けたことで合格できました。
拙い体験記ですが、読んでいただきありがとうございます!
これから受験される方の助けになれば幸いです。