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slackアンチパターン

Last updated at Posted at 2016-12-26

通知系

通知うざい問題に対処する

通知を全部ONにしている

言わずもがなと思ったら、やっている人がいたので...
情報を、重要度をつけて扱うためにも、自分に関係がない発言は通知なしに設定しましょう。それをしないのならSlackを使う意味はないと思われます。チャンネルごとミュートしたり、必要のないチャンネルからは離脱することも重要です。全部読みたいのはわかりますが、それは通知をOFFにしていてもできますから。

対策:まずは通知のタイミングをダイレクトメッセージ & メンション & キーワード
に設定し、必要と感じたら通知を増やしていく

メンションをただのアンカーとして使う

ネット上で会話するとき、> XXさんとかって書き方で返信相手を明確にすることがありますけど、slackのメンション、つまり@XXで同じことをするのはやめましょう。メンションは絶対読んでほしい発言にだけつけないと、そのうちXXさんは通知を切ったりslack自体を開かなくなってしまいます。

対策:自分は通知を飛ばしているということを意識してメンションをつける

補足) スレッド機能が追加され、さらに通知を減らせるようになった気がしますが、この記載は残しておきます。

@channel, @hereの用途誤認

全体に通知できるため非常に便利なこのメンション、違いはググってもらうとして、通知範囲を確認しないで使い出すと(それを許してしまうと)、通知にイラっとするタイプのメンバーのヘイトが高まります。読まなくて良いメッセージをいかに読まないか、いかに不要な通知にディスターブされないかが、快適なSlackライフの肝です。

対策:不要な通知を送らないためにも通知範囲は確認する

generalで会話を始める

全員読んでくれ、頼む!!!!というメッセージは、#generalに書き込んでメンションはせずに済ませるというのが定石に思えます。Slackにいるメンバーは様々です。タイムゾーンすら異なることがあります。ですから、本当に全員が読むべきお知らせは、個々に見に行くようにした方がストレスが少ないです。

ただし、これも結局暗黙の了解で、generalだけは絶対に読む..というのも嫌がる人がいます。そうなってしまう原因は"#generalで自分に関係ない会話がたくさん流れてくる"ことでしょう。自分に関係ない情報は読みたくないですから。話したいことは、関係ありそうな人だけで集まっているチャンネルでやりましょう。

対策:一般的な話をする場所が必要なら、チャンネル作成

Emoji系

あまり気にすることではないかもしれない

nameと乖離した意味で使う

Emojiの画像は、後から変えることができます。Emojiを一旦削除して、同じnameで別の画像をEmojiとして登録すると、それまでにリアクションなどで使われていた箇所に、新しい画像が適用されます。nameとは、:tada:とかいう文字列のことです。
そのため、画像が変わったとしても意味が通じるような使い方を考えないと、あとで混乱します。

対策:nameの意味通りにEmojiを使用する

nameと意味がズレた画像を登録する

上記の問題を避けるには、そもそも適切な画像をEmojiにすれば済みます。
例えば、敬礼している少年の画像が:shusseki:として登録されたことがあるのですが、結局了解という意味で使われ出し、これはこまったという感じになったりします。

対策:nameと画像の持つ意味を一致させる

(余談) 顔のemojiを選ぶ時は注意

顔のemojiはGUIから選ぶことも多いと思いますが、例えば:smiling_face_with_tear: は日本語Slackだと以下のように表示されてしまい、意図した感情と絶妙に異なる表現となってしまう可能性があることに気をつけた方が良いでしょう。(訃報のポストにこれをつけてしまったりとか...)

スクリーンショット 2021-09-08 16.32.46.png

channel系

無駄なチャンネルが増えて行く問題・・・

誰がJoinして良いかわからないチャンネル

このチャンネルが何なのかわからないことは意外と多く、結果として誰もこないチャンネルが増殖していくというのがありますね。正直邪魔なので消したいのですが、作った人は誰かに来てほしいからチャンネルを作ったのでしょう。だったら、誰に来てほしいのかを明確にするChannel Detailsを書きましょう。

対策:Channel Detailsに、誰が何を話すチャンネルなのかを書く

ルールベースでチャンネルを作成する

わかりやすいのは、言語ごとに作っちゃうやつです。コンテキストで分割すべきという思想で言語が違うならチャンネルを分けるべきと思ってしまいがちです。しかし守備範囲が広い人がいたら大量のチャンネルにJOINする羽目になり、大変です。

Slackは人間がコミュニケーションをする場です。人間ベースで考えるべきです。個々にチャンネルを作らず、その他言語のような包括的なその他チャンネルがあれば良いならその方が楽でしょう。randomで済むならそれが一番です。

対策:randomチャンネルの話がごちゃごちゃしてきたらチャンネルを増やす

チャンネル作成テスト

不要なチャンネルがガンガン増えるのはうざったいので、テストでチャンネルをどんどん作っていくのはやめましょう。作ったとしてもすぐに消しましょう。残存していて、何人か参加していたりすると、消していいのかどうかわかりません。チャンネル作るの、そんなに大変なことじゃないですから、テストとかいらないですから。

対策:なんでも作成テストをしちゃう習慣をやめる

コミュニケーション阻害系

コミュニケーションを促進するツールのはず...

DMを多用する

仕事の用事なんだからDMはなるべく避ける。なんてことは自明の大原則かと思っていたのだけど、そうではない現場は僕のところだけではなかったのか。みなさんも苦労されているんですね...。何がダメかという説明は省略します。こちらをご覧ください。セキュリティ的に使用を避けられない場合もありますが、我々はヒトなので避ける手段はいくらでもあるはずです。

対策1:DMを使わない
対策2:QiitaにはDM対策の良記事がたくさんあるので、調べる

無料版のSlackにて「なるべく発言を控えてください」

消えて困る情報をたくさん書き込んだがために、Slackの発言数をケチる運用を開始する羽目になるときがありますが、コミュニケーションを阻害するだけです。制限付きでやり取りするならメールとかでも一緒ですし、情報の保管には別のツールを使うべきかと思いますが、有料プランを検討しても良いのでは?

対策1:有料プランにする
対策2:情報の保管には適切な別のサービスを利用し、SlackにはそのURLを貼る


以上をひとまず投稿します。

すごい今更な割にあまり書くことがなかったのですが、このタイトルの記事は存在して欲しかったので、作成しました。考えればわかりそうなことも、すでにアンチパターンがはびこる文化が浸透していると、議論にもしにくいものです。そんなとき、こういったタイトルの記事のせいにして文句を言えるようにできれば嬉しいと思いませんか。

追加すべきパターンはどんどん出てくると思います。共有していただけるととても嬉しいです。アンチパターンって基本的に「いまさら聞けない」系のまとめだと思いますので、何でも編集リクエストしてください。また、もっと良い対策があったら、ぜひ教えてください。

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