New Relicは、日々新しい機能やサービスがリリースされます。その中で「これ、使ってみたいけど、どんな風に活用できるんだろう?」「料金がどうなるのか気になる…」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、そんな皆さんの疑問を解消し、New Relicの強力な機能を最大限に活用していただくための鍵となる「Advanced CCU」と、その力を最大限に引き出す「Compute Management画面」についてご紹介します。
Advanced CCUとは?
Advanced CCUは、New Relicにおける新たな利用形態であり、従来のユーザーモデルによるFull Stack Observabilityに加えて、より高度なコンピューティングリソースを利用するための契約オプションです。Compute Capacity Unit(CCU)という単位で、実際に機能を利用して消費したCCU分だけ請求というものになります。Advanced CCUを契約することで、New Relicの最新かつ最先端の機能をスムーズにご利用いただけるようになります。New Relicが今後提供していくであろう革新的な機能の多くは、Advanced CCUを基盤として設計されています。どのような機能にAdvanced CCUが必要になるのかは公式ドキュメントなどをご確認ください。
Compute Management画面でできること
Advanced CCUを契約すると、New Relicプラットフォーム上に「Compute Management」という新しいメニューが表示されます。この画面は、皆さんのCCU利用状況を可視化し、最適化するための強力なダッシュボードになります。
Compute Management画面では、主に以下のことが実現できます。
- CCU消費状況の可視化: 契約しているCCUがどの程度利用されているのかを把握できます
- CCU消費量の内訳分析: 機能別やアカウント別、ユーザー別のCCUの消費状況の内訳を詳細に確認できます。これにより、リソース消費の多い箇所を特定し、改善策を講じることが可能になります
- 利用トレンドの分析: 過去のCCU利用履歴をグラフで確認し、利用量のトレンドを分析できます。これにより、将来的なリソース需要を予測し、計画的な利用料の増強や最適化に役立てることができます
このCompute Management画面を活用することで、皆さんはNew Relicの高度な機能を安心して使いこなし、最適なコストで最大のパフォーマンスを引き出すことができるようになります。
プレビュー機能の利用料金の見積もりにも活用可能
Compute Management画面の特に注目すべき機能の一つに、「Non-billableトグル
」があります。これは、現在プレビュー提供されている機能の使用状況を、現在の請求に影響を与えることなく確認できる画期的な機能です。新機能やベータ機能を試す際、「これを使ったら、どのくらい料金がかかるんだろう?」と不安に思うことはありませんか? このNon-billableトグルを切り替えることで、実際にその機能を利用した場合のCCU消費量をシミュレーションし、将来の利用料金を見積もることができます。
これにより、安心して新しい機能を試すことができ、導入の計画や予算策定に役立てることが可能です。New Relicは常に新しい技術を積極的に取り入れていますが、皆さんがその最先端の恩恵を最大限に享受できるよう、このような透明性の高い仕組みを提供しています。
新機能をスムーズに試すためにAdvanced CCUを
繰り返しになりますが、New Relicが今後提供していく革新的な機能の多くは、Advanced CCUを前提として設計されています。例えば、複雑な分散環境における高度なトレース解析や、AIを活用したプロアクティブな問題検知など、New Relicの未来を担う機能は、Advanced CCUの柔軟なコンピューティングリソースによって支えられています。
もし、あなたがNew Relicの最先端の機能をいち早く試してみたい、または将来的に高度なオブザーバビリティを実現したいと考えているのであれば、契約にAdvanced CCUを含めておくことを強くお勧めします。Advanced CCUがあれば、新たな機能がリリースされた際に、スムーズに試用を開始し、すぐにその効果を実感できるでしょう。
まとめ
New RelicのAdvanced CCUとCompute Management画面は、皆さんのNew Relicの利用体験を次のレベルへと引き上げる強力な組み合わせです。
- Advanced CCU:New Relicの最新機能を活用するための契約オプション
- Compute Management画面:Advanced CCUの利用状況を詳細に可視化し、最適化を支援するダッシュボード
- Non-billableトグル:プレビュー機能の将来の料金をシミュレーションし、安心して新機能を試せる
これらの機能を最大限に活用し、New Relicと共にあなたのシステムのオブザーバビリティをさらに深化させていきましょう。
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