はじめに
こんにちは!
この記事は、ミロゴス Advent Calendar 2023 23日目の記事です。
Slackのワークフローが新しくなり、できることが色々増えましたが、
個人的にフォームの回答形式のアップデートがアツかったので、触ってみました。
できるようになったこと
旧ワークフローはレガシーワークフローと呼ばれています。
レガシーワークフローでは、フォームの回答形式は5種類しかありませんでした。
- 1行テキスト:1行のテキストで回答できる。
- 段落:改行を使用して回答できる。マークダウン形式の入力は不可。
- ドロップダウン:最大20個のリストから選択できる。単一選択のみ。
- メンバーを選択:ワークスペースにいるメンバーを選択することができる。1人のメンバーのみ選択可能。
5種類の回答形式しかなかったレガシーワークフローと比べて、新ワークフローのフォーム回答形式は14種類あります。
- 1行テキスト:1行のテキストで回答できる。
- 段落:改行を使用して回答できる。マークダウン形式の入力は不可。
- リッチメッセージ作成領域:マークダウン形式の入力が可能。
- メンバーを選択:ワークスペースにいるメンバーを選択することができる。1人のメンバーのみ選択可能。
- 複数の人を選択する:ワークスペースにいるメンバーを選択することができる。複数のメンバーを選択可能。
- チャンネルを選択:ワークスペースにあるチャンネルを1つ選択可能。
- 複数のチャンネルを選択する:ワークスペースにある複数のチャンネルを選択可能。
- ドロップダウン:50個以上のリストから選択できる。単一選択のみ。
- 複数選択:50個以上のリストから選択できる。複数選択可能。選択できるアイテム数の上限も設定可能。
- チェックボックス:10個のチェックボックスを設定可能。
- 日付:カレンダーから日付を選択可能。
- 日時:日付と時間を選択可能。
- 数値:数値を入力可能。
- ファイルのアップロード:アップロードする必要があるファイルの数を「シングル」か「複数」で設定可能。アップロードできるファイルタイプを画像のみに指定することも可能。
新ワークフローの罠
複数選択や日時選択ができるようになり、フォームの使い方の幅が広がりましたが、注意したい罠があります。
罠1
- 複数選択にすると、メンションやリンクが無効になる※12/22時点
- 複数の人にメンションを送りたい場合は、フォームで単一選択の設定をしておく必要があるようです。
- Slackのサポートに問い合わせたところ、不具合だという回答がありましたので、改善されると良いですね。
罠2
- 日時の選択は、タイムゾーンがUTCである
- 日本時間で記載したい場合には、フォームの回答時に9時間後の日時を選択する必要があるようです。
おわりに
フォームの回答から日付を選択できるようになったり、ファイルをアップロードできるようになったりしたことで、活用の幅がぐんと広がりました。
最後に記載した罠について解消方法をご存じの方や、よりよいフォームの活用方法がありましたら、ぜひコメント欄でシェアいただけますと幸いです。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました!