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ThingWorx カスタムウィジェットでJSONデータを受け取るとき

Last updated at Posted at 2019-10-29

はじめに

対象読者
この記事は、下記の知識・スキルを持っている人を対象としています。

  • ThingWorx 開発の基礎値基礎
  • JavaScript の基礎知識

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対象バージョン

この記事は、ThingWorx 8.x で有効です。また、2019年10月に執筆していますので、情報の鮮度にはご注意ください。

カスタムウィジェットでJSONデータを受け取るとき

たとえば、STRING 型のデータをウィジェットに渡すには、ウィジェットの .runtime.js で updatePropety() 関数を次のように書きます。

runtime.js
this.updateProperty = function (updatePropertyInfo) {

    // 文字列データを受け取る場合

    var stringData;

    if (updatePropertyInfo.TargetProperty === 'String Data') {
        stringData = updatePropertyInfo.SinglePropertyValue;

    }
}   

STRING、NUMBER、DATE 型といった、ThingWorx にとってのプリミティブなデータ型を引数としてウィジェットに渡すにはこれでいいのですが、実際には JSON 形式のデータを渡したいことがあります。

残念なことに、updatePropertyInfo.SinglePropertyValue 経由では、JSON データは渡せません。JSON データをウィジェットで受け取りたいときには、次のように書きます。

runtime.js
this.updateProperty = function (updatePropertyInfo) {

    // JSON データを受け取る場合

    var rawData;
    var json;

    if (updatePropertyInfo.TargetProperty === 'JSON Data') {
        rawData = {}
        if (updatePropertyInfo.RawDataFromInvoke != undefined) {
            rawData = updatePropertyInfo.RawDataFromInvoke;
            json = rawData.rows[0].json;

            TW.log.debug(json.stringify());

        }
    }
}   

上記のように updatePropertyInfo.RawDataFromInvoke変数経由で JSON データを受け取ります。注意する点は、ウィジェットに渡した JSON データは INFOTABLE に格納され、ウィジェットには INFOTABLE ごと渡されると言う点です。このため、

json = rawData.rows[0].json;と、配列の最初の要素に含まれる json 変数にアクセスします。

上記の処理の後は、変数 json には渡したい JSON がはいってますので、あとは煮るなり焼くなりなんなりと。

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