5
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

0. はじめに

今年は様々なIT系のイベントに参加させていただきました。
いずれのイベントも得るものが多く、そして楽しんで参加出来ました。

年の瀬なので、一年間で参加した各イベントの紹介と参加したレポートをまとめておきます。
興味の湧いたイベントが見つかったら、ぜひ来年参加してみてください。

1. Qiita Tech Festa 2025でのLT登壇(7月)

まずは七月、Qiita Tech Festa 2025内のLTイベント、Qiita Teck SparkでLT登壇させていただきました。

Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろさんをはじめ、すごい方々と同じイベントでLTできるというとても貴重な機会をいただけたので、失礼の無いように一ヶ月ほどかけて念入りに準備しました。

1-1. 応募

イベントでの登壇者は、例年、著名な方やスポンサーから選ばれていましたが、今年のイベントでは初めて公募による枠が3枠設けられました。

応募はイベントの二ヶ月ほど前に行いました。
応募時に必要な準備は、タイトル、登壇内容、発表詳細、応募の動機の四つを用意することです。

1-2. 採用

採用はイベントの一ヶ月前にメールで通知されます。
追加で必要な情報を提供したり、イベントで登壇する時の注意点などを連絡いただき、準備がスタートしました。

このタイミングで、告知ページに自分のプロフィールが載りました。
まるで一角の人物になったと錯覚するようなかっこいい紹介ページ👇を用意していただき、準備により一層力が入ります。

スクリーンショット 2025-11-29 13.04.08.png

1-3. スライドの準備

普段、スライドを作るような業務はしていないので、気合いの入ったスライドを作るのは大学の卒業研究ぶりです。一ヶ月業後や休日にコツコツ作業してなんとか満足なものを完成できました。スライドは👇にアップしています。

1-4. 発表の練習

普段スライドを作るような業務をしていないということは、普段人前で喋るようなこともありません。

発表前の一週間は、昼休みに毎日一回通しで発表練習を行い

  • 時間配分
  • より伝わりやすい言葉選び

などを意識して少しずつ改善していきました。

1-5. いよいよ本番

当日は、イベントの一時間前くらいに司会の方と他の登壇者の皆さまと軽く打ち合わせを行い、気がつけばイベントが始まっていました。

当日の様子はこちら👇

発表中で紹介している記事はこちら👇

かなり緊張しましたが、念入りに練習していたおかげて何とか無事に発表を全うすることができました。
Brainf*ckという難解言語を題材にしたニッチなテーマの発表でしたが、イベントが開催されたZoomのチャットやX(旧Twitter)、社内から好意的な感想をいただき、とても励みになりました。

2. TOKYO KEYBOARD EXPO(9月)

次は、9月に開催されたTOKYO KEYBOARD EXPOというイベントです。

トウキョウキーボードエキスポは、世界中から集まった50を超えるキーボードブランドが一堂に会する、日本最大級のPCキーボード展示・販売イベントです。

こだわりの打鍵感、唯一無二のデザイン、未知のパーツやアイデア。ここでしか出会えないユニークなキーボードとの出会いが、きっと待っています。

沼に飛び込むのもよし、理想の一台を探すのもよし。キーボードの未来を、東京・秋葉原でご体感ください。
(TOKYO KEYBOARD EXPO公式ホームページより抜粋:https://tkx.yushakobo.jp/tkx2025/)

ということで、様々な企業や個人開発者の方々による色々なキーボード、キーボード部品の展示・販売イベントです。会社の同期を誘って参加しました。

2-1 見たことがないキーボードたち

トラックボールが二つもついたキーボード

IMG_9159.JPG

おしゃれすぎるキーボード

IMG_9158.jpg

おしゃれすぎるキーボードその2

IMG_9157.JPG

社長が自らデザインしたキーボード

IMG_9156.jpg
人が多すぎてどなたが社長なのかはわかりませんでした(^_^;)

メタリックでかっこいいキーボード

IMG_9155.JPG

ゴジラデザインのキーボード

IMG_9154.JPG

キーの数が少なすぎるキーボード

IMG_9153.jpg

キーボードだけでなく、キーキャップなどの部品も充実

IMG_9152.JPG

2-2. 自作キーボードを購入

私は、サリチル酸さんmoimate社から販売されている、focus40というキーボードを購入しました。

帰宅して早速開封

IMG_8835.jpeg

キースイッチをはめて

IMG_8837.jpeg

キーキャップをはめて

IMG_8859.jpeg

完成!

IMG_8860.jpeg

そしてすっかりキーボードオタクになりました👇

3. プロジェクトマネージャ試験(10月)

「情報処理技術試験はイベントなのか?」
当然イベントです。

IPAが主催するプロジェクトマネージャ試験では、プロジェクトマネジメント業務を円滑に行うための知識と実践能力が問われます。合格すると会社から報奨金が出るので受験しました。

3-1. 社会人が定期的に資格試験を受ける意味

社会人になってからは試験と遠ざかってしまっている方も多いのではないでしょうか。
私は、可能であれば年に1度くらいはIPA試験を受験することをお勧めします。

理由は大きく二つあります。


一つ目は、ストレス無く脳をフル回転させる機会が得られることです。
週五日、八時間働く都合、私たち社会人は脳を巡行運転させて一週間持つように最適化された脳みその使い方をしていることが多いと思います。

そうなると、昔と比べて短期集中で脳みそをフル回転させる機会は減ってきます。
たまにあるフル回転は、本番障害の対応などストレスフルなものになります。

一年に一度くらいは脳みそをフル回転させておけば、普段は巡行運転でもいざという時にはフル回転出来る機能を損なわずに年を重ねられるのではないでしょうか。そして、その機会は、出来れば避けたい本番障害ではなく、狙って日付を設定できて、失敗しても7500円失うだけの適度なストレスを得られるIPA試験がちょうど良いのです。


二つ目は、体系的な知識を学べることです。
業務や、趣味としての勉強(Qiitaを書いたり、個人開発したり)では実践的な知識が得られますが、体系的な知識を得ることは難しいです。

特に最近はAIを使うことも増えてきて、ピンポイントに今必要な知識だけ取り入れればやりたいことは満足できるようになってきているため、腰を据えてじっくり勉強する機会も減ってきているのではないでしょうか。

そこで、今自分が仕事で関わっている分野のIPA試験を受験することで、取りこぼしてきた知識を定着させる事ができます。

4. Alternative Typing Contest 2025(11月)

最後に、Alternative Typing Contest 2025という一風変わったタイピングコンテストに参加しました。

大西琢磨さんと、大岡俊彦さんによって開催されたタイピングコンテストで、通常のタイピングコンテストと違うところはQwerty配列(普通のPCでローマ字入力するときのキーボード配列)やJISかな入力(普通のキーボードでかな入力するときの配列)が使用禁止で、それ以外の(Alternativeな)配列のみが使用可能なタイピングコンテストです。

大会の会期が始まったタイミングでは私もQwerty配列(デファクトスタンダードなだけで何の合理性も無い配列)を使っていて、出遅れてしまったため、会期が始まっている今しか作れない配列を作ろうと思い立ちました。

そして、大会の課題文に対して焼きなまし法というアルゴリズムで最適化した配列を作って参加することにしました。

この大会がきっかけで作成したATC2025特化配列で今もこの記事を書いています。

配列を変えて、これまでいかに手首や前腕に負担がかかっていたのかに気が付くことができました。
また、思った以上に新しい配列を覚えるのには時間がかからないということを知れたことも大きな収穫です。

今使っている配列をこのまま使い続けるかは考え中ですが、Qwertyに戻ることは無いと思います。

5. おわりに

素晴らしいイベントを企画・運営してくださっている皆様いつもありがとうございます。

5
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?